【安室透／降谷零】結婚しよ【男主】

第三十一話 ページ32

やっばい。

降谷さんの寝顔超可愛い。

流石に嫌だろうなーと思って降谷さんから見て後ろから抱きしめるように寝てるんだけど…。

ていうか抱きしめるのはいいんだ…ちょっとよくわかんないけどラッキー。

やってみるもんだな。

まぁそれはおいといて。

現在やばい。

何がやばいって、俺の股間が。

だって降谷さんの寝顔が目の前…正確には首元だけど…。

抱きしめすぎたかな…？

『ん…』って小さくいいながら寝返りをした。してきた。俺の股間によろしくない。

寝られるわけないじゃん？

わざとか？わざとなのか？

俺の好意弄んで楽しいか降谷さん＿＿＿！！

……まぁ降谷さんが熟睡してるのなんてわかってるけど。

何万回でも言うけど寝顔が可愛すぎる。犯罪級。

普段も可愛いけど…なんていうか、降谷零の雄の部分全部とりましたってかんじ…。

幼女かな？

あ〜〜〜〜〜ホント写真撮りたい…データに残るようなものなんてやっちゃいけないから撮らないけど…。

「………いくな……」

うん？

寝ぼけているのか？

降谷さんがぎゅっと俺の服を掴んでくる。

小動物がここにいるぞ…。

「……A……お前だけは………俺から…離れるな………」

『！！』

あの降谷さんが、涙を流している。

よく見れば震えている。

そういえば降谷さんの友人ってみんな死んじゃったんだっけ…。

……。

…ていうか名前〜〜〜〜〜〜うわ〜〜〜〜〜〜………！！！

貴重〜〜〜〜〜………！！！！

やっぱり降谷さん俺のこと好きでしょ…。

『……降谷さん。俺は何があっても貴方のそばを離れる気なんてありませんよ』

俺は降谷さんを安心させるように、背中を優しく撫でながら、頭を抱えるように抱きしめた。

降谷さん、安心して、おやすみなさい………………。

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