ノート:天月 ページ8
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部活のレクリエーションで、上から下までごちゃまぜで適当に決められた班で公園内で活動することになった。
１年生で、コミュ力の低い私は同じ班の同級生ですら、話したことの少ない人だから話しかけるのも緊張する。それが、２つ上の先輩になったら、話しかけることすら出来ない。
レクリエーションが始まって、公園の地図を渡され、時間になったら書かれている場所に班ごとに行くというもの。班に仲のいい同級生もおらず、１人静かに歩いていたら、１年生の中でも人気の高い天月先輩に声をかけられた。
「ねぇ、」
「はっ、はいっ！」
話しかけられるどころか認知すらされていないと思っていたから驚いて変な声が出た。変な子だと思われたらどうしよう。
「緊張してる？」
「は、はい…、」
天月先輩に笑われて、顔から火が出そうなほど恥ずかしい。
「Aちゃん、だよね？」
違ってたらごめんね、とふんわりと笑う天月先輩に嬉しくて、声が出なかった。
「え、違う！？ごめんね！？」
「あ、あってます。すみません、驚いて…。」
急いで弁明するとよかったぁ、と微笑まれて、天月先輩の人気が高い理由をはっきりと理解した。顔ももちろんカッコいいけど、この性格だ。
「天月先輩、すごいですね。」
「何が？」
きょとんとした顔で振り向かれて、思わず悶絶。待って、ギャップすごい、その表情かわいい。かわいいなんて年上に失礼かもしれないけど。
「私の名前、覚えられてると思ってなかったので。」
「Aちゃん、字がすごく綺麗だから。部活ノート見たときに、ね。」
今日は何をしたか、順番に書く部活ノート。…天月先輩に見られてたんだ。恥ずかしい。
「ほら、折角なんだし楽しまなきゃ！行こう？」
「は、はいっ！」
君を知ってから、話すまで長かった。
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蒼(プロフ) - 杜若さん» 一気に読んでいただけてめちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます！そらるさんですね、了解です！ (2019年1月12日 22時) (
レス) id: 68185a5988 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - ドブ鼠さん» ありがとうございます！ご満足いただけたなら嬉しいです。いつでもリクエスト待っているので気軽にしてくださいw (2019年1月12日 22時) (レス) id: 68185a5988 (このIDを非表示/違反報告)
杜若 - はじめまして、やっと追い付いた…一気に読み進めちゃいました。リクエスト宜しいでしょうか？そらるさんで膝枕での昼寝、書いて頂けますと幸いです。 (2019年1月11日 21時) (レス) id: 6c5fffe0c8 (このIDを非表示/違反報告)
ドブ鼠 - 蒼さん» リクエスト応えていただきありがとうございます！めっちゃニヤニヤしながら見ちゃいました笑 (2019年1月11日 9時) (レス) id: 16ce024e1f (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - ドブ鼠さん» ありがとうございます！！うらたさんですね、了解しました。来週中までには投稿できるよう頑張ります！リクエストありがとうございます！！ (2019年1月6日 10時) (レス) id: 68185a5988 (このIDを非表示/違反報告)
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