【H×H】日向の狩人 (ページ5)

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結果として、金を稼ぐことには成功した。

飲食店の主人は俺のことを快く受け入れてくれたので、感謝しなければならない。

稼いだ金はほとんど宿泊費やその他の生活用品に消えていくが、それでも少しずつは貯金されていく。

この世界の常識的なことに関しても、一週間も経てばある程度はわかるようになり、言葉も完璧とまでは言えないが、読み書きができるようになった。

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俺がこの世界に来てから一ヶ月ほどたったであろう頃、俺自身の体に異変が起きた。

異変が起きたのは、趣味の瞑想をしている時。

図書館が空いておらず飲食店も閉店してしまいすることがない時などに、ほとんど毎日やっていたことだ。

突然チャクラに似たようなものが体から発せられ、白いオーラのようなものが見えるようになった。

ほとんどチャクラと似たようなものなので、もしかしたらこの世界では条件次第で忍術が使えるのかもしれないと思い、それからは毎日のようにそのオーラを操作することに集中した。

チャクラと決定的に違ったことといえば、オーラを隠せる、という点だ。
オーラを纏ったりオーラを普段より多めに発したりというのはチャクラでは無意識下でもできるようなことだったが、オーラを隠す、つまりオーラを体内に留めるようにして体外に出さないようにする、ということも出来たのだ。

このオーラは不思議なもので、纏っていれば身体能力が格段に上がり、また全ての人のオーラも殆どが見えるのだ。

このオーラは、気づかないだけで全ての人が持っている、ということもその時初めて知った。

このオーラの性能を考えると、オーラを使わずにどれだけ強くあろうとも、オーラを使える者を前にすれば生身だけの身体能力などほとんど通用しないだろう。

俺はずっと皿洗いのバイトなどをするつもりはない。

この世界にはハンターという者がいる。

ジャポンという国に忍者はいるらしいが、世界的に見てハンターという存在が一番俺にあっていてやりやすい職業だろう。

ハンターであれば割と簡単に金も稼げるようだし、このオーラの扱いが俺の中で完璧になったら、ハンター試験というものに挑んでみようと思う。

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