【H×H】日向の狩人 (ページ3)

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まず最初の問題は解決したわけだが、わかったことといえば、俺はこれからこの世界で生きるべき、ということ。

わかったのはそれだけ。

この世界で過ごさなければいけないが、肝心のこの世界のことについて、俺は無知すぎる。

とりあえず、なるべく早くこの樹林から抜け出し、人のいる場所に出たほうがいいだろう。

道に関しては、川沿いに進めば直に着くはずだ。

チャクラが使えないだけで身体能力はそのままなので、そこに関しては少し安心した。

走りながら木の上に飛び、そこからは木から木へと飛んでいく。

そうして進んでいくと、ようやく開けた場所が見えてきた。

そのまま道が広がっているというわけではなく、どちらかといえば崖の頂上のようになっていて、そこから街を見下ろせるような場所だ。

木から飛び降り、街を見下ろす。

「！、まさか、ここまで違うとは……」

その光景は、思わず声に出してしまうほどに、前の世界と違っていた。

低い建物もあれば高い建物もある。

だが、何より違うのはその材質だ。

木造や石造りの建物が全くと行っていいほどないのだ。

ここに来るまでの間にたくさんの未知の生物を目撃したときも思ったが、改めて、本当に俺の知らない世界に来てしまったのだと思い知らされた。

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