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YOUside
SC「ハユンの依頼は両親を殺 した男達を有罪にすることだった。有罪にするなら弁護士でも雇えと思うだろ?だけど、弁護士も役に立たなかったみたいでな、だから俺らに依頼してきた。」
ハユンさんが依頼した内容は初めて聞いた
若くしてそういったことに巻き込まれて
弁護士も役に立たない
彼女にとって唯一の願いがスンチョルさん達だったのね
SC「ハユンは友達が居ないからとか言って依頼以外でも俺らのとこによく来てた。まだその時は今みたいに本部の地下室じゃなかったから直ぐ来れたんだよな」
私が来る前でまだ地下室じゃないってことは
かなり前の話だ
SC「くだらない話もしたし、なんなら俺らの訓練とかも教えたりした。そんぐらい仲良かったんだ。だから、どこまであいつらから聞いたか知らないけど、俺らの中にハユンと付き合ってたやつが居るんだよ。」
本気で惚れてたやつが居るとかなんとかは聞いたけど
まさか、恋人だったという事に少し驚いた
SC「ハユンの恋人はウジだった。恋愛苦手で、一番ハユンと話してないと思ってたらなー、あいつも可愛いよな笑」
スンチョルさんは切なそうに笑った
そうだったんだ、
ウジがハユンさんの恋人だったんだ、
SC「思い出すのも辛いけど、Aには話しておきたいから。」
貴方「ありがとうございます、」
SC「ちゃんとデートもしてたし、たまに画面見てにやけてたりするぐらい、あいつ惚れまくってた。だから、余計に、彼女を失った時の辛さが大きくなった。」
愛する恋人を失うこと、
その失い方が、タヒという形だということ
その辛さは計り知れない
SC「目の前で飛び降りたんだ。俺らの目の前で。信じられないよ、未だにあの光景が。涙を流す弟達、泣き叫んでハニとシュアに止められてるウジ。あの光景を忘れられることはない、俺もあいつらも。」
正直、人の話を聞いてここまで胸が痛んだのは初めてだ
SC「ウジが今みたいに戻ってくれて良かった。最初は目に光を失ったようだったから。皆も今みたいに戻ってくれて良かった。きっとAのおかげでもあるから。」
貴方「私が、ですか?」
SC「うん。ハユンはAと同じ歳だったから。被せてるようで悪いけど、あいつらはきっとハユンみたいに、ヌナができたみたいで嬉しいんだと思う。」
貴方「少しでも、皆さんにそうやって親しんでもらえていることが嬉しいです」
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rince(プロフ) - siruuさん» バレちゃいましたか、笑笑ウジペンです!笑ありがとうございます! (2020年3月10日 19時) (レス) id: b340bdbf85 (このIDを非表示/違反報告)
siruu(プロフ) - もしかして…作者さん ウジペンですか? 私がウジペンなのでウジペンだったら嬉しいです! これからも更新頑張ってください! (2020年3月10日 13時) (レス) id: 55154d2b51 (このIDを非表示/違反報告)
rince(プロフ) - 剛田天使に惚れた人間さん» 上手く書けたか分かりませんが、ドキドキしていただけて良かったです!笑 (2020年3月5日 22時) (レス) id: b340bdbf85 (このIDを非表示/違反報告)
rince(プロフ) - いっちーさん» 更新頑張ります! (2020年3月5日 22時) (レス) id: b340bdbf85 (このIDを非表示/違反報告)
剛田天使に惚れた人間(プロフ) - rinceさん» ありがとうございました!とてもドキドキします!笑 (2020年3月5日 22時) (レス) id: 74393ec4e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rince | 作成日時:2020年2月24日 16時