Shpion

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WNside


ウジに資料をまとめろと押し付けられ


夜遅くまで本部に残っていた



今日は泊まりかな





WN「ふぁーーーー(欠伸)」





ずっとパソコンと向き合うのも疲れるな


ゲームだと疲れないのに



資料をまとめ終わって寝ようと思い



仮眠を取ったりする部屋に行った




貴方「ウォヌさん、すいません、私は帰るので、失礼しまWN「待て」」




部屋にはAが居て


俺が入った時は下を向いて何かを考え込んでるようだった



いや、泣いていたのか、


俺の顔を見た時に目が少し赤い気がした





貴方「何、ですか？」


WN「今日の事気にしてんのなら忘れろ」


貴方「え？」


WN「あんな事気にしてたらこの先やって行けない」


貴方「あ、いや、違、」


WN「それに、お前は実力もあるんだから」


貴方「あの、何か勘違いを、」


WN「は？」



俺が話してる事と思ってる事が違うのか




貴方「すごく、恥ずかしい話なんですけど、彼氏にフラれたんです、いや私がフッたんですけど、浮気されてたんですよ、私が仕事が忙しいから。あ、すいません、こんなこと、」


WN「悪い、なんか、勘違いしてた。」


貴方「全然大丈夫です！これで仕事に専念できます！」



何故無理矢理笑うのだろうか


目には涙を溜めて




WN「泣きたいなら我慢するなよ」





正直、女がここに来て大丈夫なのかと思ったけど


何だろう、本当に実力はあるみたいだし



俺らしくないとでも言うのか


泣いてる彼女の頭に手を置いた





WN「あとさ、俺たち同い年だからさんとか外して、敬語も無くて良いし」


貴方「ウォヌさんって、本当は、優しいんですね、」


WN「根っからの優しさの塊だわ」


貴方「ﾌﾟｯ、笑笑」





涙の跡がある顔で笑った顔に



不覚にも心臓がうるさくなった




貴方「私も今日は泊まろうかな」


WN「もう寝るわ」


貴方「おやすみ、ウォヌ」





彼氏にフラれたと聞いた時



その彼氏に腹が立ったのは何故なのか




その気持ちには気付かないフリをしよう

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