JN. ページ4
隣の席のジュンくんは、いつも寝ている。
話したことはないけど、流石に寝過ぎだと思ったので起こしてあげようと思う。
「ムン ジュンフィくん、起きてよ。」
もう３時間目だというのに彼は1ミリたりとも起きない。
ＪＮ「........。」
伏せたまま、ずっと寝ている。
「もう...起きてくださいっ！」
彼の体を揺すりながら、声をかける。
ＪＮ「..んん...Aちゃん？どーしたの。」
眠そうな目を擦りながら、こっちを向くジュンくん。
「どうしたの、じゃないよ。もう３時間目だよ？いつまで寝るの〜」
本当、困った仔だ。
ＪＮ「...いつまでも寝ていたいの〜。だって眠いんだもん。」
もん。って...子供ですか。
「ほら、授業受けなきゃ困っちゃうよ？」
本当にこの子大丈夫なのか？
ＪＮ「Aちゃんも一緒に寝ればいいじゃん。」
伏せながら「ね？」と首を傾げていってくるジュンくん。
可愛いけどさ、目が開いてないよ((
「そんなこと言ってもさぁ...。単位危ないじゃん？」
わかんないけどね？
ＪＮ「大丈夫だよ、ほら。」
机を叩く彼。寝ろって？
まぁいっか。そう思い伏せると、
ＪＮ「なんでこっち向いて寝ないの？」
え？恥ずかしくない？
「顔近くなるじゃん。」
そっか。といったジュンくんは少し席を離して
ＪＮ「これでこっち向けるよ！」
と元気に言ってきた。そういう問題じゃないんだけどな...？
あまりにもうるさいから向いてあげると
ＪＮ「んふふ〜、可愛い。」
あれ、あたし死ぬのかな((
その後、ふたりで幸せな睡眠時間を過ごしました
-end-
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作者名：そあ。 | 作成日時：2021年12月6日 14時
