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「来てくれないかと思ったよ!」
「まあ先輩の頼みだったら断れないです
…で、用というのは」
お仕事中なら先輩をそんなに引き止めておけないし
迷惑だと思うから早く用を済ませて帰りたいところ。
だけどスニョン先輩はまあまあと言って笑った。
「今はあんまりお客さんいないから大丈夫だよ!それより…
2人は面識あったんだね?」
2人……?
それって、私とジフン先輩のこと?
「…あ、いや!!
ま、まさか!その、この前助けていただいた店員さんで!
えと、倒れてしまった時に!」
ジフン先輩と私が仲良いと思われてしまっては困る。
そんなことになったらジフン先輩に大変な迷惑がかかってしまうから。
だから私は慌てて否定をした。それなのに。
「…毎週来てるお客さんだから普通に話してただけ」
ジフン先輩がそんなこと言うから、スニョン先輩に毎週来てることがバレてしまったでは無いか。
ジョンハン先輩に続いてスニョン先輩にまで知られてしまったら私はどんどんこのコンビニの常連と知れ渡ってしまう。
「へぇ……
あ、じゃあ名前もお互い知ってる感じ!?」
……へ、
スニョン先輩がニヤニヤと私たちに好奇の目を向ける。
そりゃあ、名前なんてもう何年も前から知ってます……
なんて口が裂けても言えない。
知らないふり、知らないふりをしなくては……
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のあ - 第1章お疲れ様です。可愛くていつも続きが気になってソワソワしています(笑)これからも応援しています♡ (2021年11月9日 22時) (レス) @page49 id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
Luu.(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます!そのように言っていただけて嬉しい限りです。これからも是非ご覧になってください(ᐡ ̥_ ̫ _ ̥ᐡ) (2021年10月5日 20時) (レス) id: 93ea43e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 続きが気になります!これからも更新楽しみにしているので、頑張ってください♡ (2021年10月4日 2時) (レス) @page29 id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Luu. | 作成日時:2021年9月14日 11時