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スニョン先輩が心配そうにジョンハン先輩の顔を覗き込んだ。
どうしてそんな顔しているんですか？
私に言えない理由が関係しているんですか？
「…ごめん、知らないところで自分が知られてるの、怖ぇよな。
Aを怖がらせてるのも分かってる。ごめん。
けどこれは俺らだけの問題じゃなくなる。
だから勝手には言えない。ごめんな」
ジョンハン先輩が、ゆっくりと説明した。
スニョン先輩は眉毛を下げて私を見ている。
俺らだけの問題ではなくなる？どういう意味なのだろう。まだ他に誰かが関係してるってこと……？
ジョンハン先輩の言葉を理解しようと何度も反芻するけれど、結論にはいたれない。
また静かになる空間に、今度は女性の声が伝わった。
「…あの、Aを傷つけたりしないですよね？変なこと考えてるんだったら、愛姫に関わるのやめてください」
それはランの声だった。
先程まで楽しそうに笑っていたランはもう居ない。
人気者の先輩ふたりを前にして頭を下げるのではなくて親友を守ろうとするその姿に胸が熱くなった。
「それはない！」
隙間もなく否定したのはスニョン先輩で、
彼は続けてこう言った。
「事情は、うまく説明出来ないんだけど
でもAちゃんを傷つけるようなことはしない！
約束する！
だから……信じて欲しいんだ」
「…分かりました」
私は力なく頷き、けれど2人の目が真剣なことに気づいて信じてみようと思った。
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のあ - 第１章お疲れ様です。可愛くていつも続きが気になってソワソワしています(笑)これからも応援しています♡ (2021年11月9日 22時) (
レス) @page49 id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
Luu.(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます！そのように言っていただけて嬉しい限りです。これからも是非ご覧になってください(ᐡ ̥_ ̫ _ ̥ᐡ) (2021年10月5日 20時) (レス) id: 93ea43e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - 続きが気になります！これからも更新楽しみにしているので、頑張ってください♡ (2021年10月4日 2時) (レス) @page29 id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luu. | 作成日時：2021年9月14日 11時
