LDHのときのお話。feat.吉野北人 ページ5
︰
これは、まだウルトラホープが出来ていない、
LDH時代のお話_____
︰
︰
A「おはようござ……
ほ、ほくちゃん？、だよね？」
北人「うん。
…どうかな？」
目の前で恥ずかしそうに髪をくるくるさせるほくちゃん。
……赤い。
髪が赤いんですこの子…
赤髪ですよこの子！！！！(うるさい)
A「で、でも凄い似合うね…かっこいい。」
北人「ほんと！？やった…！」
目の前でわかりやすくガッツポーズするほくちゃん。
デビューしてから金やら茶色やら色々試して
次は赤か、赤なのか、不良なのか…
そんなこと思いつつも、案外一番しっくりきてるかもしれない。
なんせ褒められた本人がめちゃくちゃ喜んでいる。
北人「やっとかっこいいって言ってくれたね。」
A「え、やっと…？」
北人「だって今まで金色にしても茶色にしても、
かわいい しか言ってくれないんだもん。」
ほっぺを ぷくっ として拗ねるけど、
そういうのが可愛いって言うんだよ〜
って言ってやりたい…。
確かに今までは眉毛もあまり触っていなくて、
顔つきも幼いし、まだ体も細くて
可愛い としか思ってなかったのかもしれない。
でも今は……
A「……だって、なんか急に大人になっちゃうから。
ごめんね、ちゃんとかっこいいよ、ほくちゃんは。」
ブースから身を少し乗り出し、
赤くなった髪を軽く撫で付けてあげると、
嬉しそうに へへっ と笑う。
A「ふふ……やっぱまだ可愛いね。 (笑) 」
北人「…え、あ、そっか！！
こういうので喜ぶのが子供っぽいのか！！」
表情がコロコロ変わる単純なほくちゃんは、
まだ背伸びしたての男の子で。
かわいいなあ、と呟きながら頭を撫で続けていると、
急に手を掴まれた。
A「…え、」
北人「子供扱いしすぎると、
噛み付いちゃうよ？？」
A「ひゃっ」
ほくちゃんはそう言って手首にキスを落とし、軽く歯をたてた。
チクッ と走る痛みに、思わず目を細める。
泣きぼくろ と 流し目 。
少し整えた眉毛 と 男らしくなった手 。
妖しくあがる口角 。
………ちょっと、舐めてたかもしれない
A「ご、ごめんほくちゃ」
北人「なんちゃって！
まだまだ自分磨き頑張るね〜」
そう言って離された手首には、ちょっとの歯型と
彼の髪と同じ 赤い華 が咲いていた。
︰
︰
おさけ と おおみそか ［年越し特別編］→←LDHのときのお話。feat.佐野玲於
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 600人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろ(プロフ) - 主人公の身長設定160は少し大きすぎるんじゃないでしょうか？北人くんが頭上に肘をつける身長差じゃない気がしまして…。 (2020年3月4日 10時) (
レス) id: 9cb3b11476 (このIDを非表示/違反報告)
茉依 - また続けてのコメントですみません...。 物語とりあえず？完結したんですね...。 パート2でも沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (2019年6月12日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茉依 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 同じくリーダー。のここの部分 ぽつぽつ と胸の内をの告白すると、 これ正しくは胸の内を告白すると、ではないんでしょうか？ (2019年6月12日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茉依 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 リーダー。のここの部分 たかが雑誌1冊きっかけで、いつのまにか気持ちを顕にしていまっていた。 これ正しくはしてしまっていた。ではないんでしょうか？ (2019年6月12日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
茉依 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 その時は 突然に。のここの部分 質問に質問に返されても、わかるはずもなく… これ正しくは質問に質問でではないんでしょうか？ (2019年6月11日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃん | 作成日時：2018年12月29日 12時
