異常なおっぱ ページ30
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A「・・」
おっぱがくれたのは、
あまりにも厳しい約束。
Wh「A？返事は？」
頷けないよ。
だって同じ家に住むんでしょ？
ソンギュさんとは
二人で話したこともある。
それに、どうしてか分からないけど、
また話したいって心の隅で思ってる。
Wh「返事。」
少し低くなったおっぱの声。
A「あっ・・えっと・・・。
目、も・・・合わせちゃダメなの？」
Wh「何？A、合わせたいの？」
A「そういうわけじゃなくてっ」
Wh「じゃあ、大丈夫じゃん。」
A「でも！宿舎でおっぱがいない時に、
話しかけられたりしたら・・」
Wh「無視したらいいでしょ？」
A「そんな、いくらなんでも
一緒に住ませてもらってるのにっ、」
ーバンッ!!!!!!
A「っ！！」
突然の大きな音に身体が跳ねる。
私の顔の横にはさっきまでなかった
おっぱの手がドアについてる。
・・おっぱがドアを叩いた、の？
Wh「お前、反抗してんの？」
低音で発される荒い言葉。
違う。
いつものおっぱじゃない。
怖い。
逃げ道を探そうと、
視線をおっぱの目から逸らすけど・・
ーバン！
Wh「逃げようとしても無駄。」
逆側の顔の横にも、手。
もう逃げられない。
でも、リビングにいた人たちは？
どうして来てくれないの？
さっきの音は、聞こえたハズなのに。
Wh「ソンギュヒョンとは話すな。
目も合わせるな。分かった？」
こんな威圧的なおっぱ初めてで
A「・・分かっ・・・た。」
頷くしかなかった。
Wh「ん。いい子だね。ところでさ、」
そう言って私の頭を撫でるおっぱは笑顔だけど
まだ目が笑ってない。
A「な、何？」
Wh「ソンギュヒョンに何か言った？」
"何か"
心当たりはある。
でも、ソンギュさんは『言わない』って
言ってくれた。
おっぱは試してるだけかも。
・・ソンギュさんを信じよう。
A「何も言ってないよ」
そう答えると、
Wh「なら、いいんだ。
A、おっぱ今から仕事あるから、
荷物の整理しときなよ？」
それだけ言って
おっぱは足早に出て行った。
ーバタン...
誰もいなくなった部屋。
『お前、反抗してんの？』
おっぱの低い声が頭の中で何度もこだまして。
その場に座り込むと、涙が零れた。
A「・・っ、」
冷たいフローリング。
乾いた空気。
一人ぼっちの部屋。
A「・・たすけてっ」
そう呟いたとき
頭に浮かんだのは、ソンギュさんだった。
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ゆみちん - とっても面白いです！更新楽しみにしてます~~…>_<… (2015年5月10日 7時) (
レス) id: 700d91913e (このIDを非表示/違反報告)
iynufiknaite(プロフ) - やばいー！束縛ウヒョンがかっこいい！)^o^( (2015年3月26日 13時) (レス) id: 8e53674045 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー(プロフ) - 続きお願い致します。とても楽しいです(T_T)続きが気になります！！ (2015年1月19日 1時) (レス) id: c3bed98184 (このIDを非表示/違反報告)
らん - めちゃくちゃ読んでて入り込みました（笑）（笑）（笑）すごく続き楽しみにしています！！！ (2014年9月3日 3時) (レス) id: 403e08c050 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 見てて楽しいです！！そして最高です。頑張ってください (2013年3月15日 18時) (レス) id: ff118680bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なむう | 作成日時：2012年12月23日 18時
