出口のない問題 ページ3
家に帰った僕は、真っ先に連絡網を引っ張りだし、
中嶋さんの家に電話をかけた。
プルルルル プルルルル
『はいもしもし』
そう言って出てきたのは、中嶋さんのお母さんだった。
「あの、Aさんの事なんですが………」
この言葉に対しての返事に、僕は、思わず受話器を落とした。
「死ぬって………どういう事ですかっ………………」
話では、もう末期の状態らしく手の施しようがないらしい。
「ありがとうございました……」
ガチャ
しばらく放心状態だったが、やがて、現実を受け止め始めた。
中嶋さんが死ぬ!?……信じられない……………
今日、すれ違った時の中嶋さんは、幸せそうだった。
死ぬわけない、そう信じたい。でも、本当に………………
答えなんて、その時にならないとわからない……………………………
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cherrycherry(プロフ) - まありなさん» 私も涙腺がうるっとくるお話が凄く好きで、自分で作成してしまうほどです(笑)次回作も欠かさず見よう、と思います(*¨*) こちらこそ!素敵な短編の小説をありがとうございます◎ (2018年2月7日 2時) (レス) id: 76df8feb9e (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - cherrycherryさん» ありがとうございます!こういう感動系のお話が好きなので、楽しく書かせて頂いています!これからも、時間のある時に短編を作っていけたらと思っているので、良ければまた読んでみてください!コメント嬉しかったです(≧∇≦)! (2018年2月6日 23時) (レス) id: bceb5f9a59 (このIDを非表示/違反報告)
cherrycherry(プロフ) - とっても素敵な作品ですね(*¨*)思わず見入ってしまいました!作者さんの描く短編のお話、全て大好きになりました。これからも無理することなくお話を書き続けて欲しいなぁ、と思いました^^ (2018年2月6日 12時) (レス) id: 76df8feb9e (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - すとろんがーさん» そう言って頂けて光栄です!こちらこそ小説を読んで頂いてありがとうございました! (2018年1月28日 16時) (レス) id: bceb5f9a59 (このIDを非表示/違反報告)
すとろんがー - すごく感動しました!!短編でもここまで素晴らしい小説になるなんて、凄いです´∞`* 素敵な作品ありがとうございました!! (2018年1月25日 17時) (レス) id: 1c5e8f431d (このIDを非表示/違反報告)
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