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ウォヌ side
『好きです、ウォヌくん』
そう言われた時、ドクンと鼓動が波打ったのを感じた
それと同時に中学の時の…思い出したくもないあいつを思い出してしまった
最近の俺は変だ
Aさんの事を妙に意識してしまう…
馬鹿みたいにドキドキして…
絶対に…
好きにならないと決めていたのに
もう俺は新しい友達どころか
スニョン以外のやつとは関わらないと決めたのに
女はみんな同じ
そう思っていたのに
「ごめん」
俺はまだ立ち直れそうにないや
Aさんが走り去って
宛もなくトボトボと歩いていると
スニョンと遭遇した
『ウォヌ!お前どこにいたんだよ!』
何も答えない俺に不信感を感じたのか
『…おい、どうしたんだよ』
スニョンはとても心配そうな顔をしていた
俺はすべてをスニョンに話した
するとスニョンは呆れていた
『お前がそんなに馬鹿だったとは…』
「…うるせぇ」
『お前さ、Aちゃんに対する自分の気持ちに気付いてるんだろ?
女はみんな同じ、だなんて間違いだ
少なくともAちゃんは昔の女みたいな奴じゃねぇよ
お前も知ってるだろ?』
「…」
『今のウォヌ、すげぇカッコ悪いよ
自分の気持ち、素直にぶつけた方がカッコいいんじゃねぇの?』
俺は最高の友達を持ったと思う
スニョンには感謝の気持ちでいっぱいだ
「ありがとよ…」
俺はそう言って
走り出していた
君を探しに
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たおっく(プロフ) - スズ・ウィスタリアさん» ご指摘ありがとうございます、外しました。 (2016年11月16日 18時) (レス) id: a5d911ffcb (このIDを非表示/違反報告)
スズ・ウィスタリア(プロフ) - オリフラ外してください。 (2016年11月16日 13時) (レス) id: 29901817dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たおっく | 作成日時:2016年11月13日 0時