ギ ャ ッ プ 男 子 に 惚 れ ま し た

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隣の席チョンウォヌくん




チョンウォヌくんは窓際の一番後ろの席




前の席でも窓際だったから
彼は強運の持ち主なのかもしれない



ウォヌくんは窓の外ばかりを見ていて
どこか冷たい表情に見えるしあまり笑ったところを見たことがない



多分それは私だけではないはず





私の勝手なイメージ





“冷たい人”





私は勇気を出して挨拶してみることにした





「ウォヌくん…よろしくね？」





最悪の場合で無視されるのを想定内にして声をかけた









『………ん、よろしく』









ウォヌくんは確かにそう言った





ウォヌくんをあまり見てなかったから気付かなかったけどウォヌくんはすごく綺麗な顔をしてる





思わず見とれていると









『……俺の顔に何かついてる？』








予想外の質問に一瞬思考が停止した









「い、いや！なにもつ、ついてないよ！？」









思わず大きな声を出してしまったしキョドってしまった…







ウォヌくんに変なところ見せちゃったな









するとウォヌくんは






微笑んで









『Aさんって、面白いんだね』









彼の微笑んだ顔に胸の奥がキュッとなるのを感じた

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