娘に…**ミイナの場合**

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ソンミナん家に着いて
挨拶もそこそこにミナをギュぅって抱きしめて
嵐みたいにキスを降らせて


なぁ、ミナ、イヤな顔してんぞ？


っちうか、お前今、ミナしか見えてねぇだろ？(笑)
ベビーシッター達のことすら
見えてねぇな



けど…な…




「なんて顔して見てんの？(笑)」

「ヌナ…(笑)」

「ーごめんね、遅くなってさみしかった？」

「は？」

「ーうぅん、大丈夫、楽しかったよ

ーホントに？淋しく無かったの

ーう〜ん…チョットだけ淋しかったかも？

ーミナァ、ごめんねぇ

ー大丈夫よ？また、お泊まりしても良い？



だって(笑)
ミナちゃんは…淋しく無かったはずよ？
とっても楽しそうに遊んでて
ぐっすり眠ってたもの(笑)

離れて…本当にさみしいのは親よね、きっと(笑)」

「そうか…」

「だから(笑)なんて顔してんの？

昨日Aさんは、淋しかったのかしら？」

「そうじゃねぇ…

と…思うけどな」

「うん」



深く聞こうとせず
黙って隣に立ってくれてるヌナ
ヌナだからわかることも
有るよな
きっと



「俺の未来に
Aとミナは居無いって…

そう言われた」

「そう…

で？ヨンウナはどうするの？
手を離す？

離すなら、早いうちに離してあげて？
ヨンウナが手を離したとしても
私は彼女と仲良くしたいって思ってるし

こっちで何かあれば助けになりたいって思ってる
私なら、言葉も通じるし
ヨンウナが居なくても平気よ？」

「離さねぇよ？
諦めたら、そこで終わり…だろ？

あいつが諦めるのを待つ…
って言うのも
有りだろ？」

「ヨンウナは、それで良いの？

諦めなきゃいけないものが
乗り越えなきゃいけないことが
想像以上に有るわよ?」

「だろうなぁ…

まぁでも、待つのは自由だろ?(笑)」

「なら、そんな顔しないの(笑)
今日のベビーシッター達は敏感な人たちばっかりよ?

彼女の印象がヨンウナの態度一つで変わると思うんだけど?(笑)」

「やっぱ、ヌナにはかなわねぇな(笑)」



そろそろ、周り見ろよバカが(笑)



「A〜？
お前ミナしか見えてねぇみたいだから
紹介するわ(笑)」



遠巻きに眺めてる兄弟たち



「え？何？

…って、え？えぇぇ？

ベビーシッターって…
えぇ？！」



マジで、今気づいたのか？(笑)
ヤッパリあほだなお前
俺が居なきゃ…ダメだな


「ヒチョリヒョンとジョンウンとドンへ
まぁ…知ってるか(笑)

これ、俺のAとミナ(笑)」


俺の…Aとミナ…だから

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