33 ページ34
「ねぇ」
「ん?」
「ヨンウナ?」
「なんだよ(笑)」
おぶってるから耳元で聞こえる
Aの声が
なんだかくすぐってぇ
「あのさぁ」
「うん?」
「ヨンウナの背中…好きだな(笑)」
「は?(笑)
どこが?(笑)」
なんだ?今日?
やけに素直で(笑)
面白い
「ん〜…
おっきくてぇ
なんだか頼りたくなる背中だよねぇ
始めて逢った時から
ずっと、ここ見てた気がする(笑)」
って言いながら
ギュッて抱きついて来て
「酔っ払い(笑)
だから頼れって言ってるだろ?」
「やだもん
頼らないもん
頼っちゃうと、弱くなるから
頼らないもん(笑)」
「いいじゃん、弱くても」
「やだよぉだ
ヨンウナ!
走って?
行けぇ!」
なんて、背中越しに前に伸ばされた腕
「はぁ(笑)」
「走ってよ(笑)」
なんで俺がそんな目立つこと(笑)
って、何時もの俺なら
思っただろうな
うん。俺も、酔っ払ってるのかもしんねぇ
「あそこの、角までだぞ?(笑)」
「うん!
ヨンウナ!
走れぇ‼︎‼︎」
って、まっすぐ前を指差したのを合図に
バカみたいに二人
笑いながら全力疾走して
角に着く頃には
すっげぇ息切れ
「ちょ…休憩
お前降りろ(笑)」
ハァハァ荒い息をしてる俺を見て
ケタケタ笑いながら
「ヨンウナ体力無いなぁ(笑)
あんなに踊ってるのに(笑)」
ほら、手かしたげる
って差し出された両手をとって
「重かったんだよ(笑)
Aがおぶれ!」
って、無理やりAの背中に乗ると
呆気なく崩れ落ちて
また二人で
街中の道の端っこで
座り込んで笑い転げてた
「ヤァ!
キムヨンウン!
重すぎる(笑)」
「お前の体力がねぇんだよ(笑)」
手を取って立たせると
そのまま、腰に手を回して歩き始めようとする俺に
「一人で大丈夫」
ってフラフラ歩き始めて
危なっかしくて見てらんなくて
右手を掴むと
「大丈夫なのに(笑)」
「大丈夫じゃねぇよ(笑)
フラフラしてるだろ?」
「そうかなぁ?」
「そうだって
なんなら、おぶってやろうか?」
「もうやだぁ」
「なら…このまま俺について来い」
握りしめたてを離さずに
二人
俺の家までの道をゆっくり歩いて帰った
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SuperJunior」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
angieuko(プロフ) - マイマイさん» こんにちは(*^^*)わぁ!ありがとうございます( ´艸`)かんいんしゃん...なんでお話少ないんですかね?かっこいいのに (2014年8月29日 8時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - mayさん» こんにちは(*^^*)いつも読んでいただいてありがとうございます(*^^*)パパかんいんしゃんで頑張ってもらいますね (2014年8月29日 8時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - たけのこみおさん» こんにちはぁ(*^^*)長くなるの歓迎って言う言葉が嬉しい( ´艸`)かんいんしゃんのお話、少ないですよね?あんなにかっこいいのに不思議です (2014年8月29日 8時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - リサさん» コメントありがとうございます(*^^*)幸せに..なって欲しいですよぉ。幸せになってもらえるように頑張りますぅ (2014年8月29日 8時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ(プロフ) - りりのときからずっと読んでます!ヨンウンさんのあまりないからすごく嬉しいです♪ (2014年8月27日 18時) (レス) id: 46958319fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんじゅっこ | 作成日時:2014年7月29日 23時