娘に…**ミイナの場合**

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明日…だよな
ミイナが来るの

午後はオフにしたはずだし
確認…
しとくか


メッセージを打ってると
首に絡みつく腕


「オッパぁ？どうしたの？」


って覗き込んで来るジウ


「ん？ちょっと確認な…」

「ミイナ？」

「ほら、前に話しただろ？」

「友達の知り合いの…子供？」

「…あー…そんな感じだな」

「ふぅん…」



すぐ拗ねる
そんなとこも可愛いと思ってたんだけどなぁ…
一年…か



「なんだよ(笑)」

「明日、私も暇だよ？」

「ん…夜な」


っかしいな…寝るには早すぎねぇか？


「夜だけ？
何時位から？」


胸が押し付けられつみたいに
絡まりついて来るジウ

このでかい胸好きだったんだよなぁ
チョットゆるそうなカジュアルな服が似合う所も


「10時…11時位かなぁ…？」



まさか、前みたいに倒れてるとかじゃねぇよな？？
Aは、何かあっても言わねぇから…
まじで、チョットは甘えてこいって
逆に心配になるだろう？



「ジウとは夜しか会わないの？」

「ん？ジウとはいつでも会えるだろ？」



あ、既読


個室とはいえ、人目のあるとこで
こんなくっつかなくても良いんじゃねぇか？


べったりとくっつくジウから少し離れて
待っても来ない返事



「わりぃ！
ちっと電話(笑)
お利口に待っててくれな」


ジウの頭に手をおいて
部屋を出た瞬間
ため息が漏れた



可愛いと思ってたんだよな
一人にしておけねぇタイプだって

以外と…
そうでも無かったみたいだけどな…

まぁ、噂は噂

だな


それに、俺はデートにるる連れてく
ドンへほど開き直れねぇ(笑)



“るるが好きって俺を認められない子なら
きっとすぐにダメになるから”



なんてさ

あれもある意味すげぇけどな(笑)




やっと出たな




「こっちの方が早い」


フフって小さく聞こえる笑い声


「で？14時に仁川？」

「だから、前にも言ったでしょ？
合ってるよ」


だから、確認だよ確認

「おれ、明日午後からオフにしたから」

「うん」


相変わらず、素っ気ねぇ
のに
声…なのか、その話し方なのか
何と無く安心すんだよな


「行くからな？」

「来なくていいから(笑)」



言葉を返そうとした瞬間
後ろから巻きついて来た腕
…ジウ



「オッパぁ」



なんて、甘い声で…
待ってろって言ったよな？



何と無く、聞かれたく無くて



「行くからな」


ってだけ伝えて
電話を切って
ジウの方を見て
ちっちゃな溜息を吐いてた


…ジウ…

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