▼コラボ ページ5
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人生でこれほどまで緊張したことはない
例えるなら、口から心臓が飛び出そうなほどだ。
なぜ私が今このような心境かというと
tomikku「二度目ましてで我が家に招くことになるなんて思わなかったよ〜」
目の前でケタケタ笑っている細い目のお兄さん、そう彼こそトミックさん。
所属する前から動画はずっと見ていた“憧れの人”が目の前にいるわけなんです
1回事務所で遭遇してご挨拶をしたあと流れで連絡先を交換したとは言え・・・
私もまさか二度目ましてが彼の家だなんて思わなかった・・・!!!
そしてコラボするなんて思わなかった!!!!
しかももう動画は撮り終わってしまったんだよ!!!とった時の記憶が曖昧!!
内容はキチンと覚えているよ流石にね
初コラボはフィッシャーズとトミックさんがコラボした時にやっていたソデイカを一緒に捌いた
その動画は後日トミックさんのチャンネルで上がる
そしてもう1本、私のチャンネルで上がるのは
現役調理師は1時間でイカ料理を何品作れるかチャンレンジ、という題目のもの。
『わ、私もまさか制限時間付きで料理させられるなんて思わなかったです・・・』
tomikku「確かに俺“イカ料理たくさん考えてきてね”しか言ってなかったもんね」
『うわ〜動画見返したくないなあ〜・・・めっちゃ驚いてましたよね私』
tomikku「すごかったよほんと、思い出すだけで笑うもん」
また笑い出す彼。
1時間でって言われたときに私全力で“いっ!?いち、えっいちじか、んん!?!?!?”って
めっちゃ挙動不審にも程があるでしょってくらいの驚き方をしてしまった
恥ずかしくなって出してもらったお茶を一口啜ると、足元にはもふっとした感触
彼がかっている猫ちゃん2匹が私の足元に擦り寄っていた
tomikku「つじもんちゃんもう2匹に気に入られちゃったね」
『おやつたくさんあげたからですかね?w かわいいな〜・・・猫飼いたい・・・』
tomikku「ちゃんとお世話できそうだしいいんじゃないかな。ブリーダーさん紹介する?」
『あっいや、あの、私家空けることも多いし・・・可哀想かなって』
tomikku「あ〜・・・確かにそうだねぇ・・・。彼氏君なんか余計に家空けちゃうもんね?w」
『そうなんですよ〜』
ふと、考えた
家に私と彼がいて、そして猫ちゃんがいる生活を。
・・・
『・・・ふふっ幸せそう』
いつかそうなればいいのに、なんて。
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作者名:Z1GSY x他1人 | 作成日時:2019年10月8日 0時