おいしいって笑うキミが好き / Fischer's <Mt> (ページ4)

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▼フルーツアートページ4

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家に来て早々冷蔵庫を物色する彼。
お腹すいたのかな、と思えば取り出したのはりんごだった。
そしてこちらを向いて口を開いた

motoki「Aってフルーツアート出来る?」

彼は昔から知識欲はすごいけど、まさかフルーツアートという単語か彼から飛び出るなんて
聞けば今日の撮影で前知識なく皆で挑戦したとのこと。
ちなみにンダホ君企画。彼なら確かにいろんな動画見てそうだしな、納得だ。

『道具はあるけど実力は微妙かも･･･飾り切りはできるよ』

戸棚から小さめの工具入れのようなものを取り出しテーブルに広げる
その中には多数のカービングナイフやフルーツボーラーが。
以前ナオさんに習うために道具を揃えたけど如何せんレパートリーは少ないままだ。

motoki「これドライバーとか入ってるのかと思ってた」

『確かにケースはそれっぽいよね。りんご貸して』

りんごを受け取って、まず１/４カット。
一旦全て塩水に漬けて何をしようか考えた
ついでに動画にしよう
魁にカメラを持ってもらった

『はい、つじもんです～。今日はりんごのちょっとおしゃれな切り方を紹介します』

まずは割と簡単な市松模様のカット。

皮の面に1mm程度の切れ込みを縦に入れる
そして1cm感覚で横にも切れ込みを入れていき、ナイフを使って丁寧に皮を交互に取っていく

『市松模様の完成です。どうですかカメラマン』

motoki「えっ声入ってもいいの？」

『問題ないでしょ』

motoki「まーね。めっちゃ綺麗」

『でしょ?じゃあ次いきます』

芯を取って端から大体5mmくらいで内側に切れ込みを左右に入れていく
それを繰り返して合体させ、少しずつずらしていくと

『これが木の葉切りですね。ではもう１つ作りたいと思います』

motoki「あ、俺これ知ってる!」

『結構有名かもね。･･･で、余ったりんごを薄めに切って、先端を尖らせてカッティングします』

先端は嘴、その先は少し丸みを持たせて頭を作る。首は細長く少し曲らせたほうがそれっぽい。

『これらを組み合わせたら、じゃーん。白鳥になります』

motoki「すげぇ!!」

『とまあこんな感じです。皆さんも怪我には注意しつつやってみてくださいね～』

さて、飾り切りしたはいいもののどうしようか
そのまま食べるのもなんだかなあ、ソースにでもしよう

と、思ったけど

motoki「これ食べていい!?」

『はいはい、まずはご飯ね』

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