訳あり審神者と刀剣男子による防衛戦【刀剣乱舞】 (ページ6)

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５話　閑話休題ページ6

「一週間後か。準備と・・・あ、連れていく子決めなきゃ」

仕事をしながらぶつぶつ呟いていると安定にじっと睨まれた。

「主、口じゃなくて手動かして～」

「ごめん」

「僕が大方やっておいたからさっさと終わらせちゃお」

安定の方を見ると私が玄関に行く前、途中まで手をつけたものや、

後回しにしていたものまでやってくれている。

「安定、有能～！ほんと頼りになる」

「いっつも主って調子いいよね」

そうは言っているものの安定の頬も緩んでいる。

「本当に頼りにしてるよ、安定」

「も～～、さっさと終わらせるよ！」

「はいはい」

残っていた書類を書き上げたり、整理を終わらせるとすっかり日が傾いていた。

「終わったー」

「ごめんね安定、整理まで手伝わせちゃって」

「いいよ、僕が手伝いたくて手伝ったんだし・・・あ、そろそろ夕ご飯かな」

確かに厨の方からいい匂いが漂ってくる。今日のご飯は肉じゃがだったっけ。

「そうだね。じゃあお手伝いでもしてくるよ」

「いってらっしゃい」

安定に見送られ厨に向かう。

ご飯食べ終わった後に皆に話そうかななんてことを考えながら。