狼少女の手懐け方【暗殺教室】

七匹目 ページ9

[東京駅]

菅「うわ…A組からD組まではグリーン車だぜ」

中「E組(うちら)だけ普通車。いつもの感じね」

大「うちの学校はそういう校則だからな。入学時に説明したろう」

高「学費の用途は成績優秀者に優先される」

田「おやおや君達からは貧乏の香りがしてくるねぇ」

ビ「ごめんあそばせ。ごきげんよう、生徒達」

速「ビッチ先生、何、そのハリウッドセレブみたいな格好…」

貴『うわぁ…絶対烏間先生に怒られる』

ビ「フッフッフッ、女を駆使する暗殺者としては当然の心得よ」

烏「目立ちすぎだ、着替えろ。どう見ても引率の先生のカッコじゃない」

ビ「堅いこと言ってんじゃないわよカラスマ。ガキ共に大人の旅の…」

烏「脱げ 着替えろ」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

ビ「!?」

貴『誰が引率か分かんないね』

業「金持ちばっか殺してきたから庶民感覚がズレてきてんだろw」

貴『…あれ？電車出発しちゃったけど、殺せんせーは？』

渚「うわっ!!なんで窓に張り付いてんだよ殺せんせー!!」

殺「いやぁ…駅中スウィーツを買っていたら乗り遅れまして 次の駅までこの状態で一緒に行きます。ご心配なく、保護色にしてますから服と荷物が張り付いてるように見えるだけです」

渚「それはそれで不自然だよ!!」

殺せんせー乗車

殺「いやぁ疲れました。目立たないように旅をするのも大変ですねぇ」

貴『そんなおっきい荷物持ってるからだよ』

速「ただでさえ殺せんせー目立つのに」

カ「てか、外で国家秘密がこんなに目立っちゃヤバくない？」

殺「にゅや!?」ﾊﾅﾄﾚﾙ

渚「その変装も近くで見ると人じゃないってバレバレだし」

菅「………ﾌｯ 殺せんせー、ほれ」ﾂｹﾊﾞﾅﾅｹﾞﾙ

菅「まずそのすぐ落ちる付け鼻から変えようぜ」

殺「…おおっすごいフィット感!!」

貴『凄いよ！菅谷くん!!』

速「うん、焼け石に水くらいには自然になった」

カ「あははっ面白いね、渚。旅行になると皆のちょっと意外な面が見れるね」

渚「うん。これからの旅の出来事次第で…もっと皆の色んな顔が見れるかも」

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