狼少女の手懐け方【暗殺教室】

四匹目 ページ6

速水side

今日、転校生が来た。
その子は私が幼い頃に会った、あの子犬の面影を持っていた

ー過去ー

幼い頃から両親に嫌われていた私は小学生2年のとき暴力から逃げるために山に逃げ込んだ

しかし、迷ってしまい家に帰れなくなってしまった
そのときに銀色の美しい毛を持つ、小さな犬に出会った
その子はまるで人の言葉を解するように私の話を聞いてくれた
その後、自分の後をついてこいと言わんばかりに歩き出した

しばらくついていくと、よく知る自分の家の前に着いていた

それから時々森に遊びに行き、おいかけっこをしたり、ボールで遊んだりした。

その子には8月に出会ったから'ハヅキ'と名付けた

そんな、楽しい日は唐突に終わりを迎えた
私が中学生になり、勉強をしなくてはいけなくなったからだ

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速水さんの両親の扱いが…(^_^;)

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