狼少女の手懐け方【暗殺教室】

四十六匹目 ページ49

寺「よーし、そうだ!!そんな感じでプール全体に散らばっとけ!!」

木「すっかり暴君だぜ。寺坂の奴」

三「ああ。あれじゃ一年二年の頃と同じだ」

速「学年中の嫌われ者。浮きすぎなのよ、この学校じゃ」

殺「なるほど、先生を水に落として皆に刺させる計画ですか。せれで君はどうやって先生を落とすんです？ピストル一丁では先生を一歩すら動かせませんよ」

回想

シ「これは銃ではなく我々に合図を送る発信機。皆がプールで準備(スタンバイ)したら引き金を引いて我々に知らせろ。イトナが駆け付けて奴を水に落としてあげよう」

回想終わり

シ「…と彼には言ってあるが、その程度で落とせるほど奴は甘くない。ちゃあんと仕掛けを施したさ。彼にプールを荒らさせたのもそれを隠すカモフラージュだ」

イ「……」


寺「……覚悟はできたかモンスター」

殺「もちろんできてます。鼻水も止まったし」

寺「ずっとテメーが嫌いだったよ。消えて欲しくてしょうがなかった」

殺「ええ、知ってます。暗殺(これ)の後でゆっくり二人で話しましょう」

寺(ナメやがって…来いイトナ!!)

貴『!?駄目！寺坂君!!』

ｶﾁｯ ﾋﾟｯ ﾄﾞｸﾞｱｯ

寺「え…」

シ「プールを爆破して生徒ごと放流する。私の計算では7〜8人死ぬよ。水に入って助けなきゃ。殺せんせー」

寺「お、おい…ウソだろ!?」

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