狼少女の手懐け方【暗殺教室】

四十五匹目 ページ48

殺 ぐすっ…ぐすっ…

ビ「なによ、さっきから意味もなく涙流して」

殺「いいえ、鼻なので涙じゃなくて鼻水です。目はこっち」

皆「まぎらわしい!!」

殺「どうも昨日から体の調子が少し変です。夏カゼですかねぇ…」

貴『いや、殺せんせーって風邪引くの!?』

ガララッ

殺「おお、寺坂君!!今日は登校しないのかと心配でした!!昨日君がキレた事ならご心配なく!!もう皆気にしてませんよ。ね？ね？」

貴『…う、うん…』

速「それよ汁まみれになっていく寺坂の顔の方が気になる」

殺「昨日１日考えましたがやはり本人と話すべきです。悩みがあるなら後で聞かせてもらえませんか？」

寺「…。おいタコ。そろそろ本気でブッ殺してやンよ。放課後プールへ来い。弱点なんだってな、水が。てめーらも全員手伝え!!俺がこいつを水ン中に叩き落としてやッからよ!!」

ピシャッ←寺坂退出

倉「私行かなーい」

ひ「同じく」

千「俺も今回はパスかな」

殺「皆行きましょうよぉ」ﾄﾞﾛﾛﾛﾛ

杉「うわ!?粘液に固められて逃げられねぇ」

殺「せっかく寺坂君が私を殺る気になったんです。皆で一緒に暗殺して気持ちよく仲直りです」

皆「まずあんたが気持ち悪い!!」

貴『……』

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