狼少女の手懐け方【暗殺教室】

四十三匹目 ページ46

イトナの話まで飛ばします！
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寺坂side

このE組(クラス)は大したクラスだ
成績最下層の掃き溜めと言われながら中間テストじゃ妨害にも負けず平均点を大きく上げた

球技大会じゃ暗殺を通じて養った力で野球部に勝っちまった

環境も向上してる
最近じゃE組専用のプールなんてのが出来る有様

大したクラスだ
だから…だからこのクラスは
居心地が悪い



岡「おい皆来てくれ!!プールが大変だぞ!!」

ぐちゃあ

前「…ッ。メチャメチャじゃねーか…」

岡「ビッチ先生がセクシー水着を披露する機会を逃した!!」

速「ゴミまで捨ててる…」

貴『ひどい…誰がこんなこと…』


寺坂+村松+吉田 ﾆﾔﾆﾔ

吉「あーあ…こりゃ大変だ」

村「ま、いーんじゃね？プールとかめんどいし」

貴『…』

寺「ンだよ夜空。何見てんだよ。まさか…俺等が犯人とか疑ってんのか？くだらねーぞ、その考え」

殺「まったくです。犯人探しなどくだらないからやらなくていい」

シュバッ

殺「はい、これでもとどおり!!いつも通り遊んでください」

寺+村+吉「………」

全部このモンスターのせいだ
こいつが来るまで…
ダメ人間の集団の中にいれたのに

ミーンミンミンミン

村「なぁ寺坂よぉ。ちょっと考え方変えねーか？おまえの提案で一緒にプール壊したけどよ、見ての通りあのタコには嫌がらせにもなってねーし、クラスの奴等と距離おいても俺等にもう得無ぇしよ」

寺「…。村松…なんだそのポケットのは」

村「あっ。い…いやぁこの前受けた全国模試が過去最高の順位でよ。これというのもあのタコが開いた'模試直前放課後ヌルヌル強化学習'の…」

寺「てめ、あの放課後ヌルヌル受講(うけ)たのか!!ヌルヌルなんざバックレよーて3人でいったべ!?」

村「いやでもヌルヌルすんのとヌルヌルしないんじゃ大違い…」

寺「ヌルヌルうるせー!!」

村「ええ!?」

ﾄﾞﾝ！

寺「ケッ、成績欲しさに日和りやがって裏切りモンが!!」

村「…」

気に食わねぇ
どいつもこいつもあのタコに取り込まれやがって
最初のうちは…俺と同じく気にくわねえ奴けっこういたのによ

？「うぉマジかよ殺せんせー!?」

寺(？)

殺「この前君が雑誌で見てた奴です。丁度プールの廃材があったんで作ってみました」

吉「すげー!!まるで本物じゃねーか!!」

寺「…」ｲﾗｯ

ﾊﾞｷｨｯ

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