狼少女の手懐け方【暗殺教室】

十二匹目 ページ14

[廃施設]

リュウキ「ここなら騒いでも誰も来ねぇな。遊ぶんならギャラリーが多い方がいいだろ？今友達(ツレ)に常習者かけてるからよ、ちゃーんと記念撮影の準備もな。楽しもうぜ、台無しをよ」

[祇園の奥]

カ「班員が拉致られた時…って、普通ここまで想定したしおりなんて見たこと無いよ」

渚「あはは…殺せんせーおそろしくマメだから、何でも書いてあるよ。」

渚「でも、おかげで少し落ち着いた。今すべき事がちゃんと書いてある。多分大丈夫だ、みんな！神崎さんと速水さん、Aさんを助けに行こう」

[廃施設]

速水side

貴『…ユキちゃん、そういえばちょっと意外。さっきの写真、真面目なユキちゃんでもああいう時期あったんだね』

神「……うん。うちは父親が厳しくてね、良い学歴、良い職業、良い肩書きばかり求めてくるの。そんな肩書生活から離れたくて、名門の制服も脱ぎたくて、知ってる人がいない場所で格好を変えて遊んでたの。……バカだよね。遊んだ結果得た肩書きは＜エンドのE組＞もう自分の居場所がわからないよ」

貴『そんなことなリュウキ「俺等と仲間になりゃいいんだよ」』

リュウキ「俺等もよ、肩書とか死 ね！って主義でさ。エリートぶってる奴等を台無しにしてよ、…なんてーか自然体に戻してやる？みたいな。良いスーツ着てるサラリーマンには…女使って痴漢の罪を着せてやったし、勝ち組みてーな強そうな女には…こんな風にさらってよ、心と体に二度と消えない傷を刻んだり」

リュウキ「俺等そういう教育(あそび)沢山してきたからよ、台無しの伝道師って呼んでくれよ」

速「…さいってー」ﾎﾞｿｯ

リュウキ「何エリート気取りで見下してンだ、あァ!?おまえもすぐに同じレベルまで堕としてやンよ」ﾊﾔﾐﾉｸﾋﾞｦｼﾒﾙ

貴『凛香ちゃんに何するんだよ!!』ﾒﾉｲﾛｶﾞｽｶｲﾌﾞﾙｰﾆｶﾜﾙ

全-貴「!?」

貴『出来れば隠してたかったけど…赦さない！凛香ちゃんに手を出すやつは私が倒す!!』ﾐﾐﾄｼｯﾎﾟｼｭﾂｹﾞﾝ

リュウキ「ははっ、化けモンかよ。いいぜ、相手してやるよ」ﾃﾂﾊﾟｲﾌﾟﾆｷﾞﾙ

不良３「化けモンでも女一人だ！皆でかかればラクショーだぜ!!」
不良６「おらっ！かかれ!!」

そういって喧嘩とはいいがたい戦いが始まった
相手は高校生で、沢山いる
Aが勝てるはず無いって思った

ーーーーーーーーーーーーーー
文字数の関係で次行きます

十三匹目→←十一匹目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す