本日より歌って踊ります【EXO】 (ページ44)

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ドライヤーページ44

ベッドに腰掛けた私の足の間にレイヒョンが座る
ヒョンの髪は柔らかい
根本までこんなに茶色く染めているのにまったく痛んでないんだ

LY「なんかさー、ハルって………たい」
「え？ヒョン何て？」
ドライヤーの音で聞こえない
一度止めると、ヒョンが頭を動かして私を見上げる
うっわ～、この体勢といいすごくドキドキする

LY「ハルはオンマみたいだねって」
「お、オンマ！？」
LY「ギョンスとは違ったタイプの、何て言うんだろうなあ」

オンマだなんて、私まだオンマらしいところ見せてなくない？

LY「あ、そっか！手だよ、手！」
手？
「ちょっ、」
髪を梳いていた手を掴まれる
LY「うん、そうそう。
俺の母さんの手もこんな風に傷だらけで、だけどあったかくて優しかったんだ」
そう言って私の手を大事そうに包み込んだ

傷だらけの手ね
工事現場とかで働いてたときの傷が残ったまんまなだけで、あんまり好きじゃないんだけどな
なぜかヒョンに言われるとそんなに嫌な気分にならなかった

「ん。終わったよヒョン」
LY「ありがとう。これリビングに戻してくるね」
ヒョンは私の手からドライヤーを受け取って片しに行った

私は再び荷物を整理する
服はクローゼットとタンスがあるけど２人で使うわけだしどうすればいいんだ？

コンコン
『レイヒョンいます～？』
そう言いながらドアから首を出したのはジョンデだった

「レイヒョンならリビングにいったよ。何かあったの？」
JD「いやさぁ、俺レイヒョンとタオの次に風呂入ったんだけど、天井にまで泡がついててさ、注意しにきたの」
「ふはっw天井に泡がつくって何したんだろうね」

１人だけでも管理するのが大変なのにそれを２人にさるなんて
天然とドジっ子は一緒にしちゃいけないって誰も言わなかったのかなw

JD「ハルは何してんの？」
「僕は服を片そうとしてるんだけど、どこに入れればいいか分からなくてね。ジョンデは終わったの？」
JD「俺部屋移動ない組だから。
そうだ、手伝おっか？」
「ほんと？助かる」

一緒に整理していると、「ハルってオシャレだな」って言われた
それ、レイヒョンも言ってた
正直カンナさんのセンスだから私には全く分からないけど、２人にも言われるぐらいだからオシャレなんだろう