本日より歌って踊ります【EXO】 (ページ40)

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オンマとアッパと時々おかん ※3/27訂正ページ40

──ぴちゃ、ぴちゃぴちゃっ

顔が液体で濡れていく
なに？気持ち悪い
雨にしては生ぬるい
水なんかじゃない、もっと生々しい感じの…
あれ？でもなんかフワフワしてる
あー
「きもちぃ……ってうわあ！い、犬っ！？」

胸の上に真っ白な毛の犬が乗って、私の顔を覗き込んでいた
向こうの窓から日が差し込んでるからきっともう朝になったんだろう

そっか、昨日ご飯食べ終えてからみんなで人生ゲームして寝ちゃったんだ…
不安だったけどなんだかんだ言って、全員と仲良くなれたと思う

わんっ
犬が濡れた瞳で私を見つめる
「起こしてくれてありがとう」
持ち上げて少しくすぐるとペロンと鼻を舐められる
「へへっ。可愛い」

パシャ
「え？」
音の鳴った方に顔を向けると、みんなが私のことをニヤニヤしながら見てた

ｶｧｧｧ
急激に体温が上がっていく
今の全部見られてたなんて…////
JI「チャンアおいで」
ジョンインが呼ぶと犬は私の手を離れて走っていってしまう
チャンアって言うのか

JM「おはようハルw」
「……おはようございます////」
SE「ヒョン可愛かったでとぅ」
MK「女子みたいだったなw」
「ぼ、僕は男だ！」
そう言ってもみんなに「可愛いなぁ」とからかわれ、恥ずかしくて顔を覆う

BH「チャニョラ、それあとで俺にも送って」
CY「りょうかい」
携帯を持ちながら敬礼するチャニョル
待って、今の会話聞き捨てならない

「ねえ、もしかして写真撮ってたの？」
CY「やべ、バレたw」
「今すぐ消せーっ！！」
逃げるチャニョルを追いかけようと立ち上がったとき、ギョンスの凄みのある声が響きわたる

GS「それよりも今は片付けっ！」

ここで暮らし始めたばかりのわざわざでも分かる
空気が一瞬凍りついた(汗)

JM「ぎょ、ギョンスの言うとおりだね。このままじゃどうしようもないから今は片付けしようか？(^^;)」
ギョンスの言ったことを優しい口調で言い換えるジュンミョニヒョン

ゴシゴシ
目を擦る
私まだ寝ぼけてるのかな？
一瞬ギョンスがオンマでジュンミョニヒョンがアッパに見えた
ていうかギョンスはオンマ通り越して、浪速のおかんに見えたぞ

追記
タオがキャンディちゃん飼い始めたのは2014年からみたいですね！
間違ってたので、ジョンインのチャンアちゃんに訂正しました