本日より歌って踊ります【EXO】 (ページ34)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:275,917 hit

出迎え者ページ34

扉の向こうからドタバタと足音がして、ドアが開いた

『ハル～っ！！！』

元気良く出迎えてくれたのは八の字眉のジョンデさん
そして「わー！」とこれまた元気な声でベッキョンさんがやってきて、ジョンデさんの背中に飛び乗った
仲がよろしいこと…

JD「待ってたよ！」
「はい。今日からよろしくお願いします」
BH「堅いな～もっと肩の力抜いて？」

んー…男の中に入っていく不安しかない今はまだ無理かな
「へへへ…」
曖昧な笑みしか返せなかった

JD「あれ？ハルは荷物それだけ？」
ジョンデさんが私の背中のリュックを指差す
「に、荷物はサンヒョンが運んできてくれるそうです」
BH「そっか。サンヒョンのことだし時間かかりそう。先に入っちゃお！」

「失礼します」
中に入ると、まず玄関の広さに驚かされる
うちの５倍はある！

…んだけど

BH「汚くてごめんな。整理整頓苦手な人が多くてね…」
ベッキョンさんの言うよう、足下には１２人分の靴が乱雑して足場がなかった

JD「その筆頭が何言ってんだよ」
BH「もうじゃんじゃん踏んじゃってw」
そう言ってみんなの靴を躊躇なく踏んでいく２人
さすがにそれはできないから、苦肉の策で爪先立ちをした
うげっ、ちょっと踏んじゃったけど許して！

案内される途中で奥から人が出てきた
『あ！来たんだー！！』
えーとあれは…
JD「タオさぼりか？」
BH「クリスヒョンとミンソギヒョンまで」
そうそうその３人！

TO「なんかね、サンヒョンに呼ばれたの」
MK「３人て言うから手の空いた俺らが行くことになったんだよ」
BH「じゃあ飾りチームは終わった感じ？」
KS「ああ。あとは飯チームがもう少しだな」
JD「了解。じゃ、俺らは良い感じに間保たせます！」

何の話をしてるんだろう
「頼んだ」と言って３人は外に行った
そうして３人を見送った私たちはなぜか中途半端な所で立ち止まったまま

うずうず…
なんかトイレ行きたくなってきた

「あの、」
BH「うぇぇぇい！？なにっ？？」
ベッキョンさん、そんな驚かなくても…
むしろこっちがビビった
「トイレってどこに？」
BH「なんだ、トイレか…。トイレはジョンデの後ろにあるよ」