第44話 ページ46
〜現代〜
現代の鉄塔広場に到着した時には
辺りは夕暮れでもうすぐ日が沈む時間帯だった。
「僕たち、歴史を元に戻すことが
できなかったんですね……」
「円堂監督……」
「落ち込んでいる暇はないぞ！！
今はこれからどうするかを考える時だ！
いずれ反撃のチャンスはきっと来る！」
ハキハキとしたワンダバの声と言葉に
気が沈んでいた者がハッと顔を上げる。
「このクマの言う通りじゃきに！」
「だァれがクマだ？！」
「くよくよ落ち込むんは、
ワシの性に合わん！
何より、雷門魂に反するぜよ！」
「錦先輩…！」
「良いこと言うじゃん！」
錦の笑い声に笑顔が戻る。
「奪われたものは、取り戻せばいい」
「うん、そうだよ！
取り戻そうみんなで！
円堂監督を、
そして俺たちのサッカーを！」
みんなの気が上がる。
………だが、
「やるなら、
あなたたちだけでやって下さい。
俺は、協力しませんから…」
速水の一言で空気が崩れた……
「なんでサッカーなんてしてたんダド？」
「あぁ、訳わかんないぜ……」
「ちゅーか、さっさと帰って
テレビでも見ーよっと。」
「み、皆様？」
「どうしたんだ、みんな？」
「別に、」
「正気に戻った…ってところかな、」
「サッカーなんて二度としたくない」
「考えただけでムカつくよ！」
「どうしてあんなの
やっていたんでしょう僕は？」
「サッカーなんて
辛いことばかりだもんなぁ」
「なんであんなに燃えていたのか、
わからないな……」
口々にそう言いながら、
鉄塔広場を去って行く。
残った者はただ
それを見ていることしかできなかった…
「そぉか！！
あれはマインドコントロール波だったのか！？」
「まいんど…こんとろーる？」
「！まさか、
あと光線には……」
「そうだ！
あの光線には人間の考え方を
変えてしまう効果があるのだ！！」
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スート - ゆきさん» コメありがとうございますっ！(サボって遅れる可能性のありますが←)更新頑張ります！(`・∀・´)b (2017年3月19日 8時) (
レス) id: 585dbff7e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 投稿頑張って下さい( ´ω｀) (2017年3月17日 4時) (レス) id: 8244b931e7 (このIDを非表示/違反報告)
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