TIMEtoWOLF＿5

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腰の痛さに目が覚めて時計を見ると
針が11時をさしていた。


「いてて…」

壱馬「んぅ…」


隣を見れば綺麗な顔して寝てる彼。
今日がお互い休みで良かったと心底思った。


「電話…あれ…私じゃないわ。」


鳴ったのは壱馬の携帯だろうけど
起こす前に切れてしまった。


壱馬「んっ…おはよ…」

「二日酔い大丈夫？」

壱馬「あぁ…大丈夫っぽい…」

「そりゃ良かったですね」

壱馬「良く寝たわ…」

「私は眠いよ…寝る…」


壱馬の腕の中に潜り込めばちゃんと
抱きしめてくれて優しいなぁとか思ってたのに



「壱馬さん…？」

壱馬「男やからしゃーないやろ、それに今の状況わかっとる？」

「私が寝ようとしてる」

壱馬「Aちゃん…何も着てないで？」

「あっ…」

壱馬「誘ったのはそっちやろ…」

「昨日散々した！無理！腰が痛いっ！」

壱馬「昨日は昨日、今日は今日。笑」

「酔っ払いの相手したのにー…！」

壱馬「A…好きやで？」

「うっ…ズルいじゃん…」


壱馬が上に跨ってきたタイミングで
鳴り出す私達の電話。


壱馬「あぁもう…誰やねん…樹や」

「ミキちゃんだ」

壱馬「タイミング悪い2人やなぁ…」

「ふふ…いい報告かな？」

壱馬「はぁ…それしかないやろ。笑」

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