TIMEtoWOLF＿5

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1人だけ遅れてロケバスに乗り込むと
もう既に揃ってた皆。

座る席を探してると呼ばれた



山彰「ここしか空いとらんぞ。」

「あ、はーい。」


山彰の隣に座ってふと反対を見れば
不審者丸出しの壱馬だった。


そして仕組まれた座席なんだって理解した。



山彰「近すぎ…狭い。」

「気の所為じゃない？」

山彰「もうちょっとそっち行けるじゃろ」

「はいはい…」



壱馬よりに近付くけど
壱馬は外を見たままだし、気まづい…。



「ねぇねぇ！」

山彰「俺今寝てるから無理。」

「いや、喋ってるじゃん！」



全く相手にしてくれない山彰…



「ねぇ、まこぉ？」

慎「ん？なに？」

「席…変わる？」

慎「やだよ…めんどくさい…」



まこにも相手にされないでいると
カーブにさしかかり山彰がぶつかって来た。



「痛っ…」

壱馬「危ねっ…」



前の椅子にぶつかりそうになった
タイミングで壱馬が支えてくれて
ぶつからずにすんだ…


「あ、ありがとう…」

壱馬「別に…」



また外をを向いてしまった壱馬。


気まづい…凄く気まづい。

もう着くまで寝よう、それが1番。

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