TIMEtoWOLF＿5

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終わった頃、迎えにきて連れて
来られたのは1回だけ来た事のある
夜景の綺麗な場所。


「休みだったの？」

剛典「久しぶりのね〜」

「働き過ぎだもんね？ゆっくりしなくて良かったの？」

剛典「今日しか時間取れそうになかったから」



最近、本当に休みなく働いてるから
ちょっと心配だったんだよね…



「身体…壊さないでよね？」

剛典「今日は優しいんだ？笑」

「いつでも優しいわ！それより何でわざわざ休みの日に私を呼んだの？」

剛典「ここ覚えてる？」

「覚えてるよ？岩ちゃんが連れてきてくれたじゃん。笑」



前に岩ちゃんに連れて来られたのが1回目
そして2回目も岩ちゃんが連れて来てくれた。



剛典「ここで初めて好きって言ったんだっけ？」

「あ、そうだった、ね？」

剛典「振られたけど。笑」

「恐れ多かったよ？笑」

剛典「嘘つけ！恋愛なんか誰ともする気ねぇって振ったくせに。笑」

「そうだっけ？」

剛典「今ガッツリしてるけどな？笑」

「その頃が懐かしいね？笑」

剛典「あのさ…頼みがあんだよね？」



そう言った岩ちゃんの目は
何か覚悟を決めたような目をしていた。

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