TIMEtoWOLF＿4

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壱馬「A…改めて言う…1からやり直そう？何もかも初めから…」

「はい…」

壱馬「何もかも俺が覚えといてやるからAは全部忘れて俺と幸せになる事だけ考えて？」



自分が全て背負うから私には忘れていい
そう言う壱馬。
忘れたくても簡単に忘れきれない出来事
だからこその言葉だと思った。


「壱馬…ありがとう…」

壱馬「ただ、どんな理由であれ今後、嘘はつかんといてな…守れんのはしんどいねん…」

「約束する…壱馬に二度と嘘はつかない」

壱馬「なら、いい。今日からまたよろしくな？」

「こちらこそ…」

壱馬「もう…泣かんでや…笑ってな？」

「うん…！」


今出来る最大限の笑顔を向けると
抱きしめてくれる壱馬



壱馬「やっと戻ってきたわ…おかえり」

「ただいま…。」



私が1番落ち着く場所。
きっと壱馬から離れるなんて出来ない。



壱馬「ほんまにええんか…？」

「やっぱ嫌だよね…」

壱馬「嫌なわけないやろ！どんだけ待ち望んだか…」

「えっ…？てっきり興味ないのかと…」

壱馬「大切過ぎて…簡単に手…出せるかい…」

「壱馬らしいね…でも壱馬がいい。」

壱馬「全部俺が塗り替えてやる…」

「うん…」

壱馬「怖くない…？」

「壱馬だもん…怖くない…大好きだよ…」

壱馬「俺も…」



その日、
初めて壱馬と1つになった。

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