TIMEtoWOLF＿3 (ページ22)

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「裕也は何も知らなかったんだよ…」

裕也「ごめん…臣くん…」

臣「わりぃ…怒鳴って…」

「目立つから中入ろ…？」

今の状況は目立ちすぎる。

臣くんに手を引かれて中に入ると

翔「あれ？じゅんは？」

臣「誰…こいつも新人なわけ？」

翔「登坂さんですよね？登坂さんこそAの彼氏か何かですか？」

私達の繋がれた手を見てそう言う翔。

臣「だったら？」

「ちょっと…！翔もやめてよ！」

臣「こいつも知り合い？」

「まぁ…」

翔「じゅんの親友でAとも知り合いです」

臣「どうなってんだよ…」

答えようとした時に運が悪くも…

直人「こんなとこにいたのー？」

剛典「何、臣さんと来たの？」

北人「あー！手繋いでる！」

壱馬「北人〜A来てた…って臣さん！」

「はぁ…」

臣「タイミング悪っ…」

「臣くん…！」

私の手を離して奥に進んで行っちゃった…

直人「なになに！何でうちの子機嫌悪いの？」

剛典「お前、臣さんに何したの？」

北人「とりあえず座りません？」

初っ端から最悪な飲み会だぁ…。

壱馬「A？座ろ？」

何かあったとわかってるはずなのに
ただ優しく微笑んでくれるのは壱馬。