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臣side
1つ1つ話し出したA。
無理に聞いたって答えねーから俺は
いつだって話すまで待つ。
いつからか俺の役目が壱馬に
変わってたはずなのに今日、俺が
聞いてるって事は勿論、壱馬と
何かあったんだろうな?
「お前…飲みすぎじゃね?」
『そんな事なーい…臣が飲んでないだけでしょ〜』
「いや、酔ってんだろ。臣呼びになってっし」
"臣"って呼び出すと酔った証拠。
昔から変わらねー。笑
『おみぃ…恋愛ってなんだろうね…』
「はっ?」
『人を好きになるって面倒…こんな感情無くなればいいのに…』
「面倒だからおもしれーんじゃん、上手くいかねー奴ほど燃えんだろ。」
『答えを出すのが遅すぎたら…?違う誰かが居たら…?』
「壱馬にそんな奴居んの?」
酔ってるし…いいか何て思いながら出した名前。
『彼の腕の中…取られちゃった…』
「壱馬、お前の事好きじゃん」
『遅かった…かも…奈々ちゃんとの方がお似合いだもん…』
「へ〜壱馬がね〜…って寝てんじゃん…笑」
結局、こいつを落としたのは
壱馬ってわけね…
「岩ちゃん泣くだろうな?笑」
なのになぁんでこじらせてるわけ?
「俺も正直、複雑なんですけど〜」
溺愛組なんて言われてるけど
本気にならなかったわけじゃない。
けどこいつが俺に見せる信用しきった顔見てたら
"誰よりも近くで見守るお兄ちゃん"
そのポジションでいようって
思ったんだよね〜。
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Moon??(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年7月1日 12時) (レス) id: b7fd9aa704 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めっちゃ好きです!これからも応援してます! (2020年7月1日 7時) (レス) id: 07ecbcd109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Moon | 作成日時:2020年6月28日 4時