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車に押し込まれ無言のまま連れて
来られた居酒屋。
臣「なにがいい?」
「任せる…」
鼻で笑われたけどちゃんと頼んでくれた。
「何で何も聞かないの…」
臣「聞いたら答えんの?答えるなら聞くけど」
前、彼から言われた言葉を今度は彼じゃない
人から言われる。
臣「別に聞き出す為に連れて来たんじゃねーし。とりあえず飲めば?笑」
この人は出会った時からそう…
無理には聞かない…
だけど自然と聞いて欲しくなるそんな人。
臣「あ、1つだけ聞いていい?」
「なに…」
臣「お前にそんな顔させてんのはあの野郎?それとも…新キャスト?」
「それは…」
臣「どっちも…ってとこね、りょーかい。」
臣くんも私の過去を知ってる…
「ありがとう…いつも…」
臣「俺タイミングいいからなぁ〜。笑」
いつもタイミング良く現れて
こうやって時間を割いてくれるのは
臣くんだったのに
いつからだろうね…それも忘れるくらい
その役目が彼に変わってたのは。
「結婚…するんだって…あいつ…」
臣「へぇ〜」
「で、結婚式…来いって…」
臣「…行くの?」
「あの人が不安なんだって…だから…終わってるって証明しないと…私の責任だから…」
臣「お前の責任ではねーよ?けどAが決めたなら俺はいいと思うよ?しっかりケジメつけて来い。」
ケジメ…
つまりちゃんと"終わらせて来い"って
意味だよね臣くん…。
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Moon??(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2020年7月1日 12時) (レス) id: b7fd9aa704 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めっちゃ好きです!これからも応援してます! (2020年7月1日 7時) (レス) id: 07ecbcd109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Moon | 作成日時:2020年6月28日 4時