困惑アムネシア！ ページ8
・
‐図書室‐
クロウリー「やはり、ない」
大量の本を広げ調べていく
初めて見るものばかり不安もありながら
本にのめり込んでしまう
クロウリー「世界地図どころか、有史以来どこにも
貴方の出身地の名前は見当たりません
貴方、本当にそこから来たんですか？
嘘をついてるんじゃないでしょうね？
って聞いてます？」
『……あ、すみません、興味のそそられるものばかりで』
クロウリー「それは良いことですけど…
こうなってくると
貴方が何らかのトラブルで別の惑星…
あるいは異世界から招集された
可能性が出てきましたね」
『え、星も違えば次元も違うと！？』
クロウリー「そうとしか考えられなくないですか？
貴方、ここへ来るときに持っていたものなどは？
身分証明書になるような、魔導車免許証とか
靴の片方とか…見るからに手ぶらですけど」
『そういえば財布もスマホもない…
でも……』
私はそういいながら胸元にかかるペンダントを握る
クロウリー「ん？それはなんです？」
『あ、いやこれは…』
クロウリー「……まあいいです
困りましたねえ、魔法を使えない者をこの学園に
置いておくわけにはいかない
しかし保護者に連絡もつかない無一文の若者を
放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます
私、優しいので」
『あはは…そうですね…』
まあグリムのことはこの際スルーしよう、、
若者じゃないもんね
クロウリー「う〜ん………そうだ！
学園内に今は使われていない建物があります
昔、寮として使われていた建物なので
掃除すれば寝泊まりくらいはできるはずです
そこであれば、しばらく宿として
貸し出して差し上げましょう！
その間に貴方が元いた場所に
帰れる方法を探るのです。
あ〜なんて優しんでしょう、私！
教育者の鑑ですね
善は急げです、寮へ向かいましょう
少し古いですが、趣のある建物ですよ」
『……とりあえず少しの間
この学園においてくれるってことですか？』
クロウリー「はい、貴方が元居た場所を
ちゃんと探すのですよ？それまでです」
『はい！ありがとうございます』
クロウリー「いえいえ、私、優しいので」
そう言って微笑む学園長に
連れられオンボロ寮へと到着する
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自由気ままに(プロフ) - すぴねるさん» コメント、ご意見ありがとうございます！そうですよね、以後気をつけます！貴重なご意見ありがとうございます。 (2020年4月5日 2時) (
レス) id: 5d7b486928 (このIDを非表示/違反報告)
すぴねる(プロフ) - とても楽しく今後が楽しみです！ツイステ夢小説がこんなに早く読めてもう舞い上がっております！ただ、ゲームのストーリーほぼそのまま使ってしまうと転載と見なされる場合がありますので気をつけてください…この小説は今後も続いて欲しいので… (2020年4月5日 1時) (レス) id: ca174faec5 (このIDを非表示/違反報告)
自由気ままに(プロフ) - 祥乃さん» いてもたっても居られなくなり作ってしまいました笑 素敵なお言葉ありがとうございます！！ (2020年3月21日 13時) (レス) id: f0b7ccd36c (このIDを非表示/違反報告)
自由気ままに(プロフ) - 舞桜さん» はい！私好み過ぎて…笑 ありがとうございます！ (2020年3月21日 13時) (レス) id: f0b7ccd36c (このIDを非表示/違反報告)
祥乃(プロフ) - まだ無いだろうと思って検索したのですが、スタートがとても早くて驚きました 笑 面白いですね、楽しみにしてます (2020年3月20日 2時) (レス) id: b7d67b146b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由気ままに | 作成日時：2020年3月19日 3時
