ｲﾀﾚﾘﾂｸｾﾘ__3 ページ29
soya side
俺もAの匂い好きだよ、だからいっぱい抱きしめたいし
そう言ってAを抱きしめながら背中をポンポンすると弱々しい声で俺の名前を呼ぶ
蒼弥: ん、どうした？
A: ずっと蒼弥に会いたかった...
蒼弥: それは俺もだよ、今日久しぶりに会えて嬉しい
A: ごめんね...私が忙しいからって気遣ってもらったり、全然会えなかったりして、
蒼弥: ほーら、そういうところ
え？なんて首を傾げる。
その強がりな性格本当昔から変わんないんだから
蒼弥: Aはもっと思ったこと言わなきゃ、疲れたなら疲れた、辛いなら辛いってせめて俺くらいには言ってすっきりしてほしいなあって思うよ
A: 蒼弥...
蒼弥: まだ俺は大学生だしAにしてあげられること全然少ないけど、わがままでいていいんだよ、俺といるときくらいはやりたい放題でちょうどいいよ
A: じゃあ、、会いたいって言ったら来てくれる？
蒼弥: もちろん
A: 一緒にいるときはいつもぎゅってして、頭ぽんぽんして、ほっぺにちゅーしてって言っても嫌じゃない？
蒼弥: そんなの言われなくてもするんだけどな笑
そう言ってAの目を見つめれば恥ずかしくなってきたなんて言ってまた俺の胸に顔を埋める
そういうのズルいし、何度ハグしたりキスしたりしても顔を赤くしてくれるAって本当可愛い
そろそろ寝よっかってどちらからともなく手を繋いで寝室に行く
女の子1人が寝るのには少し大きいくらいのベッドのおかげで隣にぴったりくっついて寝ればちょうどいいくらい
蒼弥: A〜
A: なあに？笑
蒼弥: ちゅー、してもい？
A: 恥ずかしいから聞かな、っ
返事を聞く前にAの唇に自分の唇を重ねて、少しだけ啄むみたいにキスを落とす
A: そ、そぉや…っ
蒼弥: 今晩はよく寝れそうだね？
A: もっかい
蒼弥: 明日ね？明日起きたらいっぱいしよ、今日はしっかり寝るの、いい？
A: んー、わかった
蒼弥: ん、いいこ。おやすみA
手をぎゅって握って吐息がかかるくらいくっつきあって眠りに落ちる。
Aが笑顔になるなら俺はなんでもしてあげたいし、明日もっとAが甘えてくれたらいいななんて
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
