ﾂﾅｸﾞｷﾞﾝｲﾛ__2 ページ19
your side
蒼弥の口元で光る銀色のアクセサリーはいつもよりギラついてるように見える
首から垂れ下がった銀色のチェーンが小刻みに揺れているけど、律動は至ってゆっくりで落ち着いてる
私の良いトコロに心地よいリズムが送られていくから自然と瞳は溶け出してく
蒼弥:ねえ自分の世界に入らないで俺のこと見てよ
A:ごめ、ん
手を握り合っていた片方の手は私の頬をゆっくり撫でて、もう片方の手に蒼弥が咥えていた銀色のを握らされて甘いキスを何回も重ねられる
蒼弥:ネックレス邪魔だったね
A:ううん、邪魔じゃないよ
ネックレスを指に絡めていじったり、トップを咥えながら必死に動く蒼弥はすごくかっこよくて色気に溢れてて大好きだから
蒼弥:もっかい目閉じよっか
A:ん...
ゆっくりと目を閉じるとまた熱くなる唇。
蒼弥のふわりとした唇が私のを包み込む。
啄ばむようなキスをすればそのリズムに合わせるように律動は早くなる
A:っう
蒼弥:んっ、平気？痛かった？
A:だいじょぶ
力強く奥底まできて本当は痛いけど、優しくゆっくりペースを合わせてくれるからそんな痛みは愛おしいに変わる
隙が見えたから握らされたネックレスのトップを離していつも蒼弥がチェーンをいじるみたいに私も指を絡めてチェーンをねじって蒼弥の首が締められてく
蒼弥:うぅっ、、んっ...Aっ？だめ、っ
困ったような、でも瞳を揺らして心地良さそうな表情を見せるから
A:でも、こうするの好きだよね？
蒼弥:ば、かっ
さっきまで必死に動いてかっこいい蒼弥はネックレスのせいでだらしない顔をする
A:蒼弥...動いて？
蒼弥:それじゃ力入んないの、ネックレス離してくんない？
ゆっくり手を離せば"良い子だね"なんて言いながら私の頭をぽんぽんとする
蒼弥:ゆっくりなのはここまでね、そろそろ俺もきついしAもそろそろしんどくなってきてるでしょ
A:そんなことない
蒼弥:わかりやすい嘘つかないの、ここさっきからひくひくしてるから
A:んねえ！言わないでよ...っ
蒼弥:ほら、照れてる暇ないよ
とんとんと心地良い律動が始まって今度は深く早くなってくからネックレスのトップを咥えた口から吐息をするたびに蒼弥の唾液がたらりと落ちていくのがまた私を熱くさせる
甘く、濃い私たちの時間は繋がれてく
そのギンイロで
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
