ﾂﾅｸﾞｷﾞﾝｲﾛ ページ18
your side
じゃらじゃらとシルバーアクセサリーがぶつかる音で目覚める
まだ昨日の感触と蒼弥の温もりを感じながらゆっくり目を開く。
A:ん、そぉや...
蒼弥:ごめん、うるさかったよね
A:ううん、もう起きる時間だし
起きると必ずアクセサリーケースを漁ってネックレスをつけるようになったのはここ最近のことで、随分色気づいちゃって置いていかれてる気分になる
蒼弥:どこも行かないしゴロゴロしよ？昨日は結構疲れさせちゃったと思うし、さ
なんて頬を赤らめながら言う。
慣れてるみたいに自然に始まって優しくてリードもしてくれてたのに、思い出すと恥ずかしくなっちゃうなんて色気づいて大人っぽくなったけどまだまだ子どもなんだなって安心する
A:そうでもないよ
蒼弥:ま、いいからさゆっくりしてようって。だらだらしたいのAと
そう言ってまだベッドに寝転がったままの私に抱きつく蒼弥。
甘えたさんになってる蒼弥が可愛くて私も抱きつき返しながらかぷりと耳を甘噛みしてみたりする
蒼弥:あっ...ちょっとそれだめ！
A:え？ごめん
蒼弥:朝から煽んなって、
A:だって甘えん坊なってる蒼弥かわいいからつい
はぁ、なんてため息をついて蒼弥は私に跨るから私はハッとする
蒼弥:じゃあ俺もお返ししていい？Aが可愛くてしかたないんだよね
A:うん...？
曖昧に返事をするとゆっくり蒼弥の顔が近付き、目を閉じた瞬間に唇がじゅわりと熱くなる
呼吸を求めて口を開けばスッと舌がねじこまれて、気づけばお互いの口内を荒らして、ゆっくり顔が離れると銀色の糸が名残惜しむみたいに私たちを繋ぐ
蒼弥:ん、Aかわいい
A:はぁっ...は、ちょっと、そぉ...や
蒼弥:なにその顔、随分と大胆に煽るんだね？
息を整えた時には蒼弥は既に構えの姿勢で私を扱い始めてた。
つーっと人差し指で私の身体のラインをなぞってにやりと笑う
A:ね、昨日いっぱいしたのに、足りてなかったの...？
蒼弥:ごめん、Aが可愛すぎるからさ...Aが耳なんて噛んでくるからスイッチ入っちゃったんだよね
A:わっ...
じゃらじゃらとネックレスのチェーンの部分をいじりながら揺れるトップが私の顔にぶつからないように歯で咥えて、私へ律動を送り始める
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
