ﾘｽﾄ__3 ページ17
soya side
腕の傷はずっと前からので、早く気づいてればAがいっぱい傷つかないようにしてあげられたのにって思ったってそれはもう遅くて、ひたすら謝ることしかできない
A:離れてよっ、、
蒼弥:っ...謝るのは俺だよ。気づいてあげられなくてごめん。だめな彼氏でごめんね。
きつく抱きしめれば、Aもゆっくりぎゅ、っと抱きしめ返す
蒼弥:Aにとって頼れる彼氏じゃなくてごめんね。でもこれからは頼って欲しいし頼れる男になるから
A:蒼弥くん、嫌になっちゃうかもよ？毎日毎日私に時間かけてたら疲れちゃうよ
蒼弥:なに言ってるのA。大切な人だよ？大切な人のためならいくらだって時間費やしたいし何だってしてあげたいの、ね？だからさ、
A:そ、やくん...
蒼弥:俺に当たったって良いんだよ。嫌なこと当てつけるための猪狩にだってなるから、だから迷惑かけたくないからって別れようなんて寂しいこと言わないで
ゆっくり背中に回した腕を離してAを見れば涙いっぱい浮かべてて、俺が腕を離した今もAは俺の洋服の裾をぎゅーっとしてる。
小さい子をなだめるみたいに頭をぽんぽんと撫でると安心したのかいつもみたいにふわふわした笑顔を見せてくれた
A:私蒼弥くんのこと好きになって良かった
蒼弥:な、突然ずるいだろそんなの
A:だいすきだよ蒼弥くん...これからもそばにいてね
蒼弥:当たり前だよ、Aに離れてって言われても俺必死でくっついちゃうから。それくらいに俺も大好きだしそばにいるよ
そう言って小指を出すと嬉しそうにAも小指を出して絡められる
蒼弥:約束ね
A:うん、約束！
小指を結んで"嘘ついたら針千本飲ーます！"なんて2人で笑い合う
これからは絶対にAを守るし、いつだって助けるよ。全部全部受け止める。Aは俺にとって大切な人だから。
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
