ﾀﾞﾒﾅｶﾝｹｲﾃﾞﾓ__2 ページ12
soya side
先生と生徒の関係なりにも俺は先生の一番近くの存在であるのは確信が持てる
放課後必ず保健室に行って先生が退勤するの待って一緒に帰るのが日課になっているから
いつだっただろう、魔が差してしまったのか
俺が突然A先生にキスをしようとしてしまって怒られたことがあったっけ。多分あまりにもA先生が大胆な格好をしてたから？
いや、高校時代の男友達と食事があるからなんて言うからイライラした。俺のものでもないのに、悔しくて、キスして自分のものに今すぐしたかったんだ
自意識過剰なのかもしれない。けどA先生が最近やけに俺に触れるようになったし、わがままの限度が超えたこと言っても聞いてくれるようになったってことはやっぱり俺に少しは気持ちあるんだよね？
勘違いでもいい、そろそろ俺ははっきりさせたい
「大人をからかったようなことしちゃダメだよ」
からかってなんかない、本気なのに
そんな言葉に負けてる時間はなくて、
今度こそ本気だって言ってもいいですか？
ずっとずっと抑えてきた気持ち、
思いを巡らせるほど悪いことを考えちゃうのが悪い癖で、そのせいでお腹が痛くなる
あぁ、俺がお腹痛くなるのも、A先生を思うと心が痛くて苦しくなるのも、辛くなるのも、
全部全部A先生のせい。
全部A先生が悪い。
生徒に期待させるような態度とるから
歯止め効かなくなっちゃったじゃないですか、
放課後の保健室いつも通り向かう
A:蒼弥くん、今日ちょっとやること多くて遅くなるから先に帰っていいからね
蒼弥: それならちょうど良かったです
A:な、なにが？
蒼弥: ね、Aせんせっ、、？
A: んっ、、！だめって、蒼弥く、！
今度こそ無理矢理奪うことができた唇
悪い事だってわかってるけど
先生のせいだから、今日で俺の気持ち終わりにしたいから
蒼弥:ごめんなさい、先生。今日で終わりだから、だからまたいつもみたいに受け止めてくれませんか...
震える腕、自分でも自分が怖いくらいに先生を掴む力は強まっていく
抵抗なんて俺には逆効果で、これで自分と先生の関係を壊せてこの気持ちから解き放たれるなら、そう思ってA先生を壊しにいったはずなのに
それなのに
なんで、終わらしてくれなかったんだろう
"ダメナカンケイ"なのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 106人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
