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ｺｸﾌｸ__3 ページ6
/your side/
気づけば目の前は蒼弥くんの顔と、唇に柔らかく触れる何かを感じる
えっと、、？
徐々に唇に熱を帯びるのを感じて、小さな室内にリップ音が響いてるのが聞こえた
突然起きた予想もしてなかった状況をやっと認識すると、びっくりして私は顔を離す
A:そ、蒼弥くん？！
蒼弥:顔離さないで下さいよ…景色見えて怖いです
ふと顔を離した時に見えた自分たちより下にゴンドラが見えたから頂上付近に来てたことがわかる
蒼弥: 下に来るまでもう一回…
返事をする間もなくまた唇を奪われて、ゆっくりゆっくり下に降りるまで甘い時間を過ごす
A:んっ、、
蒼弥:あーっ…
A:怖くてそんな余裕ないと思ってたよ
蒼弥:怖くて逆に…みたいな、その、気を紛らわせたくてキスしちゃいました
なんだか蒼弥くんらしくなくて、ついふっと微笑みが溢れてしまう
蒼弥:笑いましたね？
A:可愛いなって思っただけ！そろそろ夕方だしうちに来て一緒に夕飯作ろう！
お料理なんて可愛いこと言ったけど、これから今日最後の蒼弥くんにとって怖いものを与えちゃう。
先端。
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2018年2月17日 3時
