【d!】私の家に不審者が！！！ (ページ4)

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kn「………おい、動くな」

「ﾋｪ………！！！」

唯一所持していた拳銃を使う。
女の頭をいつでもぶち抜けるように。

「あ、あの……」

kn「許可なく喋るな。今から言う質問に答えろ。口には気をつけろよ。お前の返答次第で、引き金を引くからな」

「は……はいぃ……」

こうして俺は「ここは何処なのか」「何が目的なのか」など質問していったのだが…「自分は拉致ってなんかいない」「貴方は誰なんだ」と必死な剣幕で答えてくる。

あまりにも必死すぎて、こっちが押され気味になってしまったくらいだ。

しかしまあ、この感じ。嘘ではないな。俺は嘘に敏感やから、そういうのはすぐわかる。それに女の鍛錬なんかした事のなさそうな細い腕。軍人ではないな。

じっと女の顔を見つめられる。青ざめた表情をしている女はゆっくり目を開き、ビックリした表情に変わる。人の殺し方なんて知らなさそうな、マヌケ顔だ。こんな奴を疑うとか、時間の無駄かもしれない。

ふと、喉の不快感を思い出す。そういえば部下の相手ばっかしてて、休憩を入れていなかったな。

kn「喉乾いたわ、飲み物ないん？」

気さくな感じで問いかけると、女は「は？」というような表情をしていた。こいつ、結構おもろい奴かもしれない。