◇ 可愛いが十八 ページ19
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男「おい！なんだお前、こいつの彼氏か！？」
sha「うっさいねん。今春歌と話してんの見てわからんのか黙れや」
さっきからシャオちゃんの胸に顔を押し付けられてしまっているので、目の前が真っ暗で何も見えません。今何が起こっているのだろう、耳だけが頼りです。
sha「あ、てかお前なに俺の彼女の腕触ってんねん。離せや」
男「い゛だだだッ……は、離す！離すからやめてくれぇ！！！」
本当に一体何をしてるんだろう。男は情けない悲鳴をあげて去っていってしまったようで、腕を握られていた感覚がなくなる。
sha「怖くなかった？大丈夫やった？あっ腕痣出来とる…ごめんなぁ」
「ううん！大丈夫だよ！助けに来てくれたシャオちゃんすっごくかっこよかった！」
sha「嬉しいけど、全然大丈夫じゃないやん…こんなにほっそい腕に似合わない痣つけられて…」
「うぅ……確かに、ちょっと痛みはあるけど…でもほんと！大丈夫だから！ね？」
なんとか大丈夫だと伝えようとするが、シャオちゃんは男が逃げていった方向をずっと見つめている。「シャオちゃん…？」と気になり、顔を覗き込もうとしたが、再び胸に押し付けられてしまったため見ることは出来なかった。
sha「………あーあ、可哀想に」
痣ができてしまった腕を撫でることを止めないシャオちゃんを、私は不思議に思ったが、次に聞こえた騒がしい声に気を取られてしまう。
ut「まさかナンパされとったとはな…」
rbr「これええんちゃう！？よくあるハプニングやんな！」
zm「お〜進展したんとちゃう？」
kn「シャオロンの助けに来た1言目”お前が殴られたいんか？”」
rbr「ホワァァｯ似とる似とる！！」
zm「ガチギレやん！！」
「なんでこいつらがいんの……」
sha「あ……なんかつけてきとったらしいで」
勢いのあまり、4人の元へ殴り込みに行った私だが、この後はシャオちゃんとのデートではなくゾムの食害デートへとルート変更してしまったのであった。
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よければ、読んでみてください！
【d!】隣の席の子が気になる話【rbr】
終わり
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うい(プロフ) - 如月蛍さん» 更新遅れてしまってすみません！自意識過剰なのが可愛いポイントです(笑)世の中諦めも肝心なんですよ！！ (8月28日 14時) (
レス) id: b4a21ec1ee (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - わーーー久しぶりの更新だ！！自分のこと素直で純粋な女の子って言っちゃうのか…（笑）そして「猿先生」呼ばわりに無反応の先生……諦めたんですかね？（笑） (8月27日 16時) (レス) @page10 id: f21139aa84 (このIDを非表示/違反報告)
れん - 最初からやんでれとか美味しすぎる＾ｑ＾ (2023年1月31日 0時) (レス) @page9 id: 62baf9c504 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - ピッピ168号さん» ゔぁ〜！！！ほんと応援うれしいです！！ありがとうございます！！ご期待に応えられるよう頑張りますね〜！！！ (2023年1月29日 1時) (レス) id: b4a21ec1ee (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 初コメ失礼します！この小説、私の性癖に刺さりまくっているんですよ！好きすぎる！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年1月28日 15時) (レス) @page8 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うい | 作成日時：2023年1月14日 14時
