◇ 可愛いが十四 ページ15
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「いや〜楽しかった！」
sha「俺は恥ずかしかったけどな」
未だに恨めしそうな目で見てくるシャオちゃんにごめんごめん！と笑う。
私の作戦は見事に成功した。驚いた顔だけではなく、こんなに根に持つ可愛らしいシャオちゃんの姿も見れることが出来た。これはもはや一石二鳥どころか一石三鳥だ。
「次どこ寄る？」
sha「う〜ん、公園とかええかもな！」
「いいね、ここら辺だとぐるぐる公園とかかな？」
次に向かう場所はぐるぐる公園に決まり、公園に向かって歩いていたのだが、シャオちゃんは急に焦ったように喋った。
sha「……すまん、ちょっとトイレ！」
「わかった。近くで待ってるね！」
トイレの場所に走っていくシャオちゃんの背中を見届ける。そんなに我慢してたのかな…もっと前に気付いてあげれたらよかった。
1人になって、少しため息を吐く。楽しかったは楽しかった。でも、シャオちゃんは楽しかったかな。笑ってたから楽しかったんじゃ？でも、初めてだから自信がない。
だめだめ！そういうマイナスな思考にいっちゃいけない！と、自分の頬を叩く。
シャオちゃんが私のことが好きっていうことはよくわかっている。普通より愛は重いし、とても深い。やたら私を束縛したがったり、休みの時間はずっと一緒にいなきゃ不機嫌になったり。
私はそれがすごく嬉しかったんだ。こんな私に、こんなにも重い愛を持ってくれる人がいるんだって。しかもそれがあんなに可愛い子だなんてって。私がシャオちゃんを意識し始めることに、時間なんてかからなかった。一瞬だった。
しかし、どんなに重い愛を持っていても、一気に冷めて他の人に行ってしまうことだってある。私はそれをよく知っているから、シャオちゃんもそうなってしまうんじゃないかって。
私は、シャオちゃんに捨てられることが、ものすごく怖いんだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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うい(プロフ) - 如月蛍さん» 更新遅れてしまってすみません！自意識過剰なのが可愛いポイントです(笑)世の中諦めも肝心なんですよ！！ (8月28日 14時) (
レス) id: b4a21ec1ee (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - わーーー久しぶりの更新だ！！自分のこと素直で純粋な女の子って言っちゃうのか…（笑）そして「猿先生」呼ばわりに無反応の先生……諦めたんですかね？（笑） (8月27日 16時) (レス) @page10 id: f21139aa84 (このIDを非表示/違反報告)
れん - 最初からやんでれとか美味しすぎる＾ｑ＾ (2023年1月31日 0時) (レス) @page9 id: 62baf9c504 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - ピッピ168号さん» ゔぁ〜！！！ほんと応援うれしいです！！ありがとうございます！！ご期待に応えられるよう頑張りますね〜！！！ (2023年1月29日 1時) (レス) id: b4a21ec1ee (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 初コメ失礼します！この小説、私の性癖に刺さりまくっているんですよ！好きすぎる！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年1月28日 15時) (レス) @page8 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うい | 作成日時：2023年1月14日 14時
