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(σ≧▽≦)σ{一年生可愛い!) ページ8

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「一年四組の月島蛍です」
「同じクラスの山口忠です」


 細身の長身、髪の毛ふわふわそうな眼鏡の方の子が月島蛍で、そばかすの可愛い黒髪の子が山口忠。


 ぐうかわ。


 もーーーやだやだやだ可愛い可愛いほんとマジ可愛い!!!!!


「俺は部長の澤村大地。副部長の…」
「菅原孝支。よろしく」
「で、こいつは田中」

 一年生にガン飛ばしている龍ちゃんに目もくれず、僕はそわそわしながら二人の可愛い後輩を見つめていた。

「こっちの可愛いのが内海A」
「可愛いのはお前らだ…」
「お前らよかったな、こいつはお前らにはデレッデレだから、甘えれば肉まんくらい奢ってくれるぞ」

 大地さんの言葉に間を置かず「奢るよ!」と万歳すると、大地さんが「そら見ろ可愛いだろこいつ」と言った。

 すると何を思ったか、眼鏡の子の方がにっこり笑って…やっべー可愛いやべぇやべぇ。

「内海さん」
「何!?」
「ポジションはどこですか?僕ミドルブロッ」
「僕!!!」
「えっ?」

 嘘だろ!この身長で!眼鏡で!「僕」!!?くそ可愛いなこのやろぉぉぉ!!!!

「僕は…レフトです…どーしよぉー龍ちゃん、一年生可愛すぎで息するのツラい…」
「よかったなぁ、ずっと楽しみにしてたもんな」

 縋り付く僕の頭を撫でながら、龍ちゃんが面白そうに言った。孝さんも、「ウッチーは面白いな〜」って言って笑っていた。

「蛍ちゃん、ぐっち、よろしくな〜」
「は?けい…え?」
「ぐっち…」

 一年生ほんと可愛い〜。あー、早くあの二人も愛でたい〜。

 浮かれている僕に、蛍ちゃんが顰め面をして言ってきた。

「内海さんその呼び方やめてください」
「………えっ…」
「変なあだ名つけないでください」
「………あっ、う、うん…」

 冷たい声音に、彼が酷く嫌がっているのが分かり、とたんに僕は顔が熱くなるのを感じた。蛍ちゃ…月島くんから目を逸らし、一歩二歩と後退った。

「龍ちゃん…」
「ウッチー大丈夫!変じゃない!」
「恥ずかしい…」

 顔を両手で覆うと、大地さんがよーしよしと撫でてくれた。うう、恥ずかしい…浮かれすぎだったよな、いきなりちゃん付けで呼んでくる先輩とか…引くよなあ。

「月島」
「は、はい」

 固い声音が怒気を孕み、でも僕は手を下ろすことはなかった。っていうか怖くて見られなかった。

「三秒猶予をやろう。Aに何か言うことは?」

 きっと大地さんは、にっこり怖い笑顔なのだろう。


 怖っえー。



 

(*´∀`)ノ{ちょっとはしゃぎすぎた)→←d=(^o^)=b{新たに一年生が来るって?)



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- 絵がカッコいい (2020年8月15日 21時) (レス) id: b71a30ab06 (このIDを非表示/違反報告)
- 方言的なのが、面白いです。 (2020年8月15日 21時) (レス) id: b71a30ab06 (このIDを非表示/違反報告)
遠山 - ファイト! (2015年9月19日 20時) (レス) id: 7d64baf24c (このIDを非表示/違反報告)
TYMS - 頑張れ! (2014年12月8日 21時) (レス) id: df9fd10a80 (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - ファンです!更新く( ̄Д ̄)ノガンバレーーー♪ (2014年10月28日 15時) (レス) id: f46468fbc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者ホームページ:http  作成日時:2014年8月19日 11時

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