【ハイキュー】僕んとこの一年生超かわいーべ！！【男主】 (ページ6)

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(ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ{ハイキューの日おめでとう！！) ページ6

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「へぇ、さっきの子ら、影山飛雄と日向翔陽なんだぁ」
「ウッチー知ってたのか？日向の方も？」
「うーん、母方のばーちゃんちのおばさんがさ、バレーやってんのよ。ママさんの。そのつてで聞いたことがあってねえ」
「へぇ…」

　龍ちゃんと大地さん、孝さんの四人で、坂ノ下商店に向かいながら、練習前に外に放り出された二人の子のことを話す。

　影山飛雄、あの子は名前はよく聞くいわゆる天才のセッターらしい。まだ打ったことないからよくわからないけど、僕の中のベストオブセッターは孝さん。異論は認めない。

「ウッチー、嬉しいけど駄々漏れてる駄々漏れてる」
「えっ、すませんっ」
「いやいや、嬉しいってば」

　因みにウッチーというあだ名は、親しい人なら皆使ってる。あ、大地さんは例外。大地さんがウッチーとか呼んできたら…まあでもそれはそれで嬉しいかな。

　あーそうそう、んで、日向翔陽だけども。

「中学ではバレー部なかったみたいでさ、ずーっと自主練してたんだって。三年間、引退しても」
「うっわ、タフだなー」
「龍ちゃんでもそう思うベー？だからさー、名前聞いたときは超嬉しくてさあ」

　今まで仲間のいなかった、ひとりぼっちの未熟な雛鳥を、僕らがおっきく育てるの。そういうの、大好きなんだよね。僕だけかもしれないけど。

「……別に、そこまで長引くとは思わないよ。二人のちぐはぐ」
「でーた、ウッチーの“予言”」

　その二つの単語にムカッと来た。いやカチンッ？まぁどっちでもおんなじだ。

「やめてよそんな厨二くさいの」
「他に言いようがねーだろぉ？」
「ありますぅー広辞苑開けば幾らでもありますぅー」

　龍ちゃんとガン飛ばしあってると、後ろの大地さんがわははと声をあげて笑った。

「うんうん、呼び名はともかく、お前がそう言うんなら問題ないだろ」
「そうです呼び名は関係ないんですぅー」
「二人ともその顔やめろ。特に元がいいウッチー！」
「菅原さん酷い！？」
「うぇーい」

　あ、ちょうど店の前についた。

「龍ちゃんなに食うー？」
「俺中華まんー」
「じゃあ僕あんまんー」

　二人で一緒に店に入ってく。変わらず今日も龍ちゃんと違うの頼んで半分こだ。たまに孝さんや更にたまに大地さんも、半分こしたりして。ぬるま湯みたい、いつも。

「店長さぁーん、中華まんとあんまーん！」
「おーおー、元気なのが来たなー。あんま騒ぐなよー」
「「ウィース」」

　こういう日々も、そろそろお別れかな。

　