【ハイキュー】僕んとこの一年生超かわいーべ！！【男主】 (ページ49)

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おまけページ49

本編に息を詰めすぎてスランプにならないように、ちょっとおふざけものを書いてみようかと。アンリアルな日常の些細なことあり、童話トリップものあり、まぁゆるりとやろうかと。
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〈幼馴染み…？〉

「あの」

　後ろからかけられる声にひくりと肩を揺らした。いや、これでもだいぶましになったんだ。最初なんか悲鳴上げてぶっ倒れちゃったんだから。歓喜で。

「なに～、トビオちゃん？」
「内海先輩って、田中さんとスゲー仲良いですけど、もしかして幼馴染みとかですか？」

　僕と、たまたま近くにいた龍ちゃんが同時に顔を見合わせて、首を傾げる。

「幼馴染みっつーかなんつーかな」
「赤ちゃんの頃から仲良しだし」
「旅行とかもなぁ？」
「そうそう、龍ちゃんちと僕んちいつも一緒だったし」
「泊まりに来たり行ったりは今でもしてるしよ」
「龍ちゃんの家族は僕のことを大切にしてくれるし、逆もおんなじ。僕んちの人も龍ちゃんは家族だと思ってる」
「おやつとかもはんぶんこなのは相変わらずだよなぁ。あ、今日も帰り肉まんとあんまん買おうな」
「うん！」

　そのまま練習に戻ろうとする僕らを、途中から聞いていた翔ちゃんや月島くんたちを含めた全員が引き留めた。

「ちょっと待ってください、それって幼馴染みじゃないんですか？」
「えー？トビオちゃん、難しいこと練習中に聞かれても、上手くまとめらんないよ～」
「つーか、ウッチーって他人のような気がしねえんだよ。むしろ一緒に何かをしねえって方がしっくりこねえ」

　同意して大きく頷くと、孝さんが「た、例えばどんなだよ。何かって」と聞いてきたので、また龍ちゃんと顔を見合わせて、また首を傾げた。

「肉まんとあんまんをはんぶんこするとか」
「課題をやるとか」
「シューズ買うときもな」
「そのあと一緒にご飯して」
「どっちかん家(ち)行って」
「ゲームとか、課題とかして」
「飯食って」
「一緒にお風呂入って」
「狭いけど同じ布団入っ」

「「「ちょっと待て！！！！！！」」」

　全員の切実そうな声に、龍ちゃんと顔を見合わせて、にはっ、と笑って言った。

「「ハモったスッゲー！あ、ハモった！」」

　後日、僕と龍ちゃんの依存が危ないとされ、まず手始めにとかなんとか、肉まんあんまんのはんぶんこがなしになった。

　おこだぞ！とても！

　まぁそのあと龍ちゃんちで龍ちゃんとご飯食べたからいいんだけどね。

　